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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

カテゴリー「手指」の記事一覧

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手指の動きとその他の関係 

手指の動きが改善されることで、
手指以外にも肩の動きや
FFD(指床間距離)なども変化することが多い。
これはどういったことだろうか。

手指の筋は筋膜連結により、
肩周囲や腰周囲までつながる。
筋膜の連結に関しては
アナトミートレインが有名である。
アームラインという筋膜の繋がりであり、
大胸筋部までの筋膜の動きが改善されれば、
肩の運動性の改善が認められ、
広背筋部までの筋膜の動きが改善されれば、
腰部の運動の改善とともにFFDも変化する。

なかなか良くならない中枢部の問題が
実は末梢の影響を受けていたり、
また逆になかなか良くならない末梢の問題が
実は中枢の影響を受けていたりする。

機能改善を考えていく時に、
疼痛部位のみ単独で見ていくだけでなく、
その周辺関節の機能を確認していくことが
根本的な改善に繋がることも大きい。
アプローチの後は症状が改善するのに、
再発を繰り返してしまう場合は
このように周辺関節の機能も確認すると
何らかの糸口が見つかるかもしれない。
手指と筋膜連結
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Category: 手指

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手指の動き 

橈骨遠位端骨折、脳梗塞片麻痺、パーキンソン病。
これらの疾患により、手指の動きが低下することは多い。
不動による影響によるものだが中枢性の疾患でも、
過緊張や廃用に伴い可動域制限が生じ、
より動くことが難しくなることも多い。

手の動きに関しては手指の屈曲・伸展動作
いわゆるグーパーを繰り返してもらい、
左右差を比べてもらうのが簡易的なテストとして使いやすい。
どちらが軽いか・重いか。
療法士は動作から動きの小さい指などを確認する。

手指を曲げる動きは浅指屈筋と深指屈筋の働きが必要であり、
この動きを維持するためには手のアーチが重要である。
手も足と同様にアーチが必要であり、
手指の動きに障害がある場合は手のアーチも低下し、
扁平状になっていることも少なくない。

アーチ形成には手根骨の可動性が重要だが、
大菱形骨・舟状骨・月状骨・三角骨から形成される。
その形成されたアーチの中に浅指屈筋と深指屈筋が走行し、
横手根靭帯が包み込む。

要するにこれらの手根骨の副運動の改善とともに、
屈筋腱を包み込む横手根靭帯および
その周囲組織の柔軟性が重要である。
無題 1

Category: 手指

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手指:第1手根中手関節と大菱形骨 

手指の機能として重要なのが
母指の働きである。
母指が他指と対立することにより
立体的な動きを可能にし様々な形状のものを
把持しやすくしている。
さらに横つまみ(key pinch)、
指腹つまみ(pulp pinch or palmar pinch)、
指先つまみ(tip pinch)などの働きに寄与する。

母指の動きはMP・IP関節によるものであるが、
立体的な様々な運動においては、
第1手根中手関節と大菱形骨の
動きを忘れてはならない。

大菱形骨関節面は特殊な形状をしており
母指の尺側内転撓側外転となり、
中手骨凹の法則に準じて動く。
母指の掌側内転掌側外転ではとなり、
中手骨凸の法則に準じて動く。

よって母指の尺側内転では
中手骨尺側滑り
母指の撓側外転では
中手骨撓側滑りとなる。(凹の法則)

母指の掌側内転では
中手骨掌側滑り
母指の掌側外転では
中手骨背側滑りとなる。


Category: 手指

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指の痛み 

手指は細かな作業を行うのによく使う部位である。
昔は指の節が太い人は器用な人が多いと言われたのは
指をよく使い関節が変形しているため
(へバーデン結節)とも言えるのではなかろうか。
おそらくよく使うから器用になる。変形する。
という関係なのだろう。

指の痛みにはその他に
腱腱周囲炎・筋膜炎・腱鞘炎がある。
腱腱周囲炎・筋筋膜炎はいずれも機械的ストレス
繰り返し起こることで生じ、腱鞘炎は
腱鞘炎は腱鞘部のストレスによる腱鞘滑膜の
炎症とそれに伴う肥厚
が原因である。

手指を使った繰り返しの作業による
過負荷誤使用が繰り返される機械的刺激となる。
その後、炎症→浮腫→組織の線維化→機能障害
と段階的に変化し局所のストレスはさらに増大する。
それがさらに機械的刺激となり悪循環が形成されるのである。

また腱鞘は靭帯性腱鞘滑膜性腱鞘の2層構造となっており、
その中を腱が通る。
滑膜性腱鞘が炎症を起こしたり肥厚することで
靭帯性腱鞘を通る時に、弾撥現象を起こすことがある。
いわゆるバネ指である。
バネ指は構造的問題が大きいので保存療法での改善は
困難である。過負荷や誤使用を軽減し、炎症に伴う
症状の減少と日常生活管理が基本となる。

また腱鞘炎のテストではFinkelstein testが有名である。
上記テストの陽性、自動・他動・等尺性抵抗での筋収縮時での
痛み。炎症の四徴候。圧痛点の部位などが臨床所見となる。

Category: 手指

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2017-03
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