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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

カテゴリー「行動心理学」の記事一覧

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自信過剰は悪いこと? 

「自分はこんなに能力が高いのに、
 どうしてみんなわかってくれないのだろう・・・。」
と思っている人は多いはず。
そして、逆に自分以外の人がそう思っていた場合は、
「あの人はなんで勘違いしているんだろう・・・。」
と思ってしまうのではないだろうか。

自分は自信過剰で良くないのだろうか。
相手は勘違いをしているので、
正しく理解してもらう必要があるのだろうか。
誰もが一度は考えることかもしれない。

自分の評価と他人の評価を比べると、
実は自分の評価を高く見積もるのが健常なのである。
うつ病の人は自己評価と他者評価が
ほとんど変わらないのが特徴といわれる1)。

自信過剰なぐらいが正常であって気にすることはない。
そして他人も少し勘違いをしているうちが正常であって、
自己評価を下げることはうつ病のリスクを増やす可能性もあるので、
考慮しておく必要があると言えるのではないだろうか。

1)池上知子,他:グラフィック社会心理学:サイエンス社,2009
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Category: 行動心理学

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哺乳類脳と爬虫類脳の関係 

人間の脳は深部に魚類・爬虫類脳である本能の脳。
旧皮質に旧哺乳類脳である情動の脳。
新皮質に新哺乳類脳である知性の脳がある。

哺乳類脳の部分には理性を司るため、
ここの働きが悪くなると爬虫類脳が全開となり、
野蛮な悪い行動が生じやすくなる。
この状態は論理的な思考が困難であり
イメージや感覚といった主観的なものでしか
判断ができない状態になる。
他人や社会性といったものは考えることができないため、
悪いことを起こしやすい人間になってしまう。

悪いことをする人はこういった論理的な思考が困難で
イメージや感覚のみの主観的な判断が主体となる。
長期的なストレスが脳に蓄積されると
海馬が萎縮することは知られている。
物覚えが悪くなり、忘れっぽくなる。
子供の頃に過度なストレスが長期間かかると、
哺乳類脳の発育に影響を及ぼす。

悪いことをするのは単純に人格や性格
そして倫理の問題だけではない。
脳そのものの物理的なメカニズムの異常が
関与していることも大きいのである。

Category: 行動心理学

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行動心理学:まとめ 

人は相手にどう思われているのか気になる。
誰だって人には嫌われたくないし、
できればたくさんの人に
好かれる人間になりたいと思う。

気にしすぎて相手のことばかり考えて
協調性を重視すれば自分がなくなるし、
自分のことばかり考えて
主体性を重視すれば周りに人はいなくなる。
現代社会において自己と環境との適応
非常に重要な役割を持つ。
バランスのとり方がポイントだと思う。

飛ぶのがものすごく得意なカエルがいるとする。
高く、遠くに飛ぶことができても
今いる場所の周りが全て火の海だったら
その飛ぶという個性は役に立たない。
思いっきり飛んで丸焦げになり
死んでしまうだけだ。
精神性のみで語るならそれも美学と言えるが
多くの場合、精神性のみでなく現実性も望むのが人間。
どうせなら自分の個性をいかして
さらに周りにも賞賛されたい。それが本音だと思う。

相手はどういうところから自分を判断し、
自分はどういうところで相手を判断するか。
そこにミスリーディングが起きると
人間関係は崩れやすい。ここで行動心理学の出番だ。
人の人格はどう行動するかどう感じるかで判断できる。
しかし、相手から見えるのは どう行動するか のみ。
そして自分から見えるのはどう感じるかのみ。
このギャップを埋め合わせることで
相手や自分の本当の気持ちに気づくことができたり、
自分の本当の気持ちを相手にわかってもらえたりの
助けになる。

こういったものは様々な経験から感覚的に
学んでいくものであるが、悪い経験から
間違った解釈をしやすくなったり、
経験不足からミスリーディングが生じやすくなる。
また男性は女性ほどこういった読み取りは困難であり、
知識を入れることでそれらをカバーすることができる。
現実的な問題解決は悩むより行動を起こすこと。
そういった勇気にもつながるものになるのではなかろうか。

Category: 行動心理学

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行動心理学:話し方(3)  

しゃべり方以外で魅力をアピールするには、
オーラというものがある。
これは前の話に戻るが、
外見やしぐさなどの視覚的な要素が強い。
有名人やスポーツ選手などを見たときに、
「やっぱりオーラが違う。」ということを
耳にすることは多いのではなかろうか。
これは見る側が「めったに会えない人だ。」とか
「すごい才能がある。」などと思っていることが
後光効果になっていることがある。
しかしそれだけではなく、その人から出ている
自信というものが大きい。
努力してきたことや結果を出してきたことが
自信につながっていることは間違いないし、
人前に立ち慣れていることや
妬みなども場数を踏んでおり、
いちいち気にしていられないことも認識している。
こういったことから堂々とした外見やしぐさが
生まれてくるのである。
自信に満ちているので相手に対しても
何も隠すことがなく
緊張をプライドで隠すこともない。

ここで堂々としたしぐさと偉そうにしているしぐさを
分けていきたいと思う。

堂々としている
 ・背が伸びている
 ・視線が安定
 ・手足を必要以上に動かさない
 ・口元が閉まっている

偉そうにしている
 ・顎を上げて上から見下す
 ・背もたれにもたれる
 ・指や手で相手を指す

要するに相手に対して
失礼なしぐさをしているかどうかである。
部下や店員などに横柄にふるまったりする人は
本人は無意識であるが自分に自信がないことを
さらけ出しているようなものである。

1)渋谷 昌三:「人からどう思われているか」
 がわかる本―やっぱり気になる心理…
 隠されたホンネを知って好感度アップ!,
 こう書房,2011

Category: 行動心理学

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行動心理学:話し方(2) 

話上手な人
表現や描写が巧みで面白い、楽しい印象を受ける。
しかし安心感においては上記の能力は不可欠ではなく、
話がわかりやすいほうが重要である。
わかりやすく話してくれる場合は、
思いやりを感じたり、頭がいいといった
印象を受けやすいためである。
多くの人に好感されやすいしゃべり方は
低く落ち着いた声で話すことである。
このようなしゃべり方は精神的に安定した印象を受け、
知的で大人っぽく感じられる。

相手にどうアピールをするかは
切り出すタイミングがポイントである。
相手の会話の途中で口をはさんでアピールすると
自慢に聞こえやすくあまり感じはよくない。
質問されたときに程よくアピールするのが
コツである。人は自分に興味を持つ人を好む。
よってアピールより聞き役に回ることのほうが
大切である。割合としては自分:相手=3:7程度である。

相手側に立てば自分に興味を持ってくれるほうが
うれしいので、どんどんしゃべられるよりは
聞いてくれる方が心地よい。
聞いてくれたときが最高のタイミングである。
質問でそういった環境をうまく作り、
さりげないアピール程度にしていくのが無難である。
そして自分を小出しにしていくことで
相手に興味を持ってもらえたほうが、
次の機会にもつながることになるのである。

Category: 行動心理学

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行動心理学:話し方(1) 

話しの中で特に困るのは初対面の時。
「いったい何を話せばいいのだろう・・・。」
そう思うことは多い。
いきなり「趣味は?」とか「休日は何してる?」
なんて質問するとお見合いみたいでおかしいし、
逆に自分から「私はこんな趣味で~」なんてのも
押しつけがましく自分勝手な気もするし・・・。
つまらない話かな・・・変わりものと思われるかな・・・。
なんて思うと余計何も話せなくなってしまう。

初対面の時はどうでもいい話が答えやすい。
例えば「よく雨降りますね。」などである。
こういうどうでもいい話ほど相手も自由に返答しやすく、
緊張せずに済む。
自分「雨になりましたね。」
相手「靴がびしょ濡れになりましたよ・・・。」
自分「うわ・・これはひどい。冷たいでしょ。
   今日はどちらから来たんですか?」
とスムーズに会話が展開していく。

すぐに打ち解けられる人は
どんなところが違うのか。
ポイントは話す内容より気軽に話しかけること。
また話の中身より、しぐさしゃべり方
緊張したしぐさや声、しゃべり方は
嫌われているともとられやすい。
気軽によく話してくれ、リラックスした
しぐさや声、しゃべり方は好意的な印象を受ける。
打ち解けやすい人ほどそういった部分を持っている。

しゃべり方による印象としては
早口は自己中心的で落ち着きがない。
大声は高圧的で騒々しい。
高い声は精神的に幼く、世間知らず。
といった印象を持たれることがある。
自分の意見を言うよりもしっかりと聴ける方が
大人で信頼できるという印象を持たれやすい。

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行動心理学:位置関係(3) 

パーソナルスペースでは大きな声でうるさいのに
パーソナルスペース外では急におとなしい人は
縄張りの中でないと不安で安心できない心理が働いている。
気が小さく、自信がない。権威や肩書にこだわり、
プライドが高いといった特徴がある。
この場合、話があるたびに部下を自分の縄張りに呼びつけ、
自分から相手に出向くような行為をしないのである。

また場所や相手によって態度が変わる人は
相手からしてみれば表裏のある人おべっかつかい
思われやすい。これは一貫性のないことを
人間は嫌う
性質があるためである。
特に完全主義な几帳面な人ほど
一貫性がないことを嫌う傾向が強い。
身内に優しくよそ者に厳しいという人も注意が必要だ。
人はマイナスの部分のほうが刷り込まれやすいので、
本性は厳しい人だや手のひらを返すと冷たい人、
キレると危ないタイプなどと思われやすい。
よって気配りな人ほど誤解されやすい。
自分に冷たく他の人に優しい場面があったりすると、
自分のことは嫌いなんだ、相手にしていないんだ。
などといった印象を持たれやすいわけである。

このように外見、しぐさ、位置関係など
視覚的情報から先入観を持たれやすい。
ちょっとしたことで
人という複雑な側面の集合体も
一面だけの印象から判断されてしまう。
自分の立場からだと「なるほど。」となるが、
相手からもそう見られていると思うと
結構怖いものである。
相手の目に見えるものを意識することで
自分の損してきた印象を
変えることは可能なのである。

1)渋谷 昌三:「人からどう思われているか」
 がわかる本―やっぱり気になる心理…
 隠されたホンネを知って好感度アップ!,
 こう書房,2011

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行動心理学:位置関係(2) 

大きなテーブル座席の位置としては
すぐ隣に座る場合は仲良くしたい。
斜め横に座る場合は信頼もしくは相談をしたい。
真正面の場合はきちんと話をしたい
(反論や苦言の可能性もある)
少し離れた席になると微妙。もしかすると
仲良くなりたいと思っている。
離れた席だと興味がない,拒絶などが挙げられる。

会議での座席の位置
まず上座にトップや司会が着席し、
そのすぐ横に補佐役や書記が座る。
最も離れた位置に座る人は
意欲がないもしくは発言に自信がない。
また奥に座らせる場合は
期待されていない,
反対されたくないから追いやっている。
そして中間のあたりの位置は、
リーダーポジションと言われ、
会議の流れを変えやすい重要なポジションである。
発言による注目度も高いため、
うまくいけば流れを変えるキーパーソンとなるが、
失敗したときのダメージも大きくなる。
自分から座る人はそのあたりを把握した人であり、
座るように促される場合は、期待されている場合が多い。

立ち位置では
真正面か斜めかのふたつがポイントである。
相手が後輩の場合、
真正面に立つ場合、親近感や好意があるが
相手を上だとは思っていない。
斜めに立つ場合は相手を上だと思っている。
相手が上司の場合、
斜めに立つ場合はなかなかできると
認めてくれているか、もしくは機嫌が悪くなると
面倒だと思われているかが多い。
これは本能的に自分より上の人に対しては
真正面に立つことははばかられる
という心理によるものである。

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行動心理学:位置関係(1) 

相手との位置関係
精神的な距離感にも置き換えることができ、
パーソナルスペースとも言われる。
アメリカの文化人類学者エドワード・ホール(Edward T.Hall)
が名付けたもので一種の縄張りのようなもので
どの位置をとるかとその位置での行動によって
心理を読み取ることができる。

位置関係
3.6m以上 :公衆距離
 敵意や嫌悪,コミュニケーション拒否

3.1~2.1m:社会距離(ビジネスゾーン)
 仕事以上は付き合いたくない 

2.1~1.2m:社会距離(ビジネスゾーン)
 仕事上の付き合い

1.1~0.45m:個体距離
 気を許している

0~0.45m:接距離
 親近,好意

またパーソナルスペースは男女差があり
男性同士の同性の場合は距離は近く
女性同士の同性の場合は距離が遠い
また男性から女性への距離は50�と近めなのに対し、
女性から男性へは1.5mと距離は遠めとなる。
男性のほうが距離をつめやすく、
女性の方が遠くから様子を疑う傾向が強い。

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行動心理学:しぐさ(4)  

下半身のしぐさでは
リラックスしている場合
 ・深く座る
 ・足を少し広げる
緊張している場合
 ・浅く座る
 ・足を閉じる
また腕を組んでいる場合も多い。
また膝の向きがどちらを向いているかによって
相手の意識がどこにあるかを把握できる。
またよくあるしぐさでは貧乏ゆすりがあるが
心理的には
 ・フラストレーションの抑圧
 ・集中できない
 ・話を切り出せない
 ・早く会話を切り上げたい
などであり付随する徴候として
 ・視線を合わせない
 ・口をすぐにつぐむ
などがある。芸術家や作家など
クリエイティブな人などに多いしぐさであり
ああでもないこうでもないといろいろ考えることが
多いことを表している。
他のしぐさとしては
 ・動作の繰り返し
 ・小刻みな動き
なども気持ちが抑えきれないときに
でやすい兆候なので覚えておくとよい。

またこれらのしぐさはただのである場合も
多いので読み間違えないように注意が必要であ。
日頃のしぐさを知っておくことも必要だし、
不意に話を持ちかけることで
誘発し読みやすくするというテクニックもある。

1)渋谷 昌三:「人からどう思われているか」
 がわかる本―やっぱり気になる心理…
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2017-03
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