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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

カテゴリー「コーチング」の記事一覧

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相手に合わせた介入 

高齢社会の到来により、
医療費をどのように抑制するかという点に、
国も意識を向けている。
平均寿命も伸びていることで、
慢性的な筋骨格系の障害の訴えも増えている。

こうした中で我々のアプローチの方向性も、
メンテナンスを療法士がすることだけではなく、
患者さん自らメンテナンスができるように促すことが、
重要になってきている。

そこには知識の提供だけでなく、
患者さん自らが思考し、
行動することまでが必要となってくる。
思考と行動を考える上で患者さんの心理状態の把握は重要で、
それに見合った対応というのが大切になってくる。

まずネガティブな状態では、
前頭前皮質の活動は困難であり、
自らが考えて行動するのは困難となる。
また知識のない状態でも同様に、
考えることは難しくなる。
このような場合は、心理的な部分に関しては共感を主体とし
まず精神的な安定が大切となる。
また「何が起きて、どうすれば良いのか。」
ということを考えるための知識を
少しずつ提供していく必要がある。

精神的な安定と知識が身についてくると、
考えることが容易となりそれに基づいた経験が重要となる。
どうすれば悪くなり、どうすれば良くなるのか。
情報を整理するためにはカウンセリングも有効である。
行動が強固となっていない時期でもあるので、
ティーチングや賞賛などの強化刺激により、
適切な行動が定着するよう手助けも有効である。

精神状態も良好で、知識と経験が身についてくると、
最後は自ら能動的に行動を起こす段階に入る。
こちらは質問を多用するコーチングにより、
患者さんが自ら結論を導き出すことに集中する。
「いつ頃痛くなりました?」
「何している時か思い当たりますか?」
「いつも痛くなった時はどうしてますか?」
経験を元に行動の修正を行っていく。
また場合によっては知識が不十分な部分があれば、
情報の提供を行っていく。

このように患者さんが自ら自分の体を
メンテナンスできるようにするためには、
心理的な状態と知識・経験・行動の段階を把握し、
それに合わせた対応が必要になってくると考える。
心理状態と介入
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Category: コーチング

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ティーチングとコーチング 

指導するとき、いまいちうまくいってないと
感じることは誰にでもあるのではないだろうか。
教え方も色々あり、こちらの言うことを行なわせる方法や、
相手に考えてもらう方法などに分かれる。
前者がティーチングで後者がコーチングと言われ、
自ら考える力をつけるためにはコーチングの重要性だと言われている。

しかし、コーチングを行なってもうまくいかないことはないだろうか。
コーチングの方法自体がうまくいっていないこともあるが、
指導する相手の心理状態がネガティブの状態や、
考えるだけの知識がない状態では有効に機能しないことがある。

ネガティブな状態では辺縁系が過剰に働き、前頭前野の働きは減少する。
それに伴い、未来の予測やメリット・デメリット、優先順位など
コーチングに必要な要素がうまく機能しない。

また考えるだけの知識がない状態でもうまくいかない。
思考というのは知識を元に形成される。
よって自分の知らない分野や経験のないことなどは、
コーチングがいまいちしっくりこないことは少なくない。

飢えている人に魚を与えるより、
魚の釣り方を促すほうがよい。
しかし、飢えがひどく今にも死にそうな時は、
まず魚を与える方が先である。
ティーチングでまず危機的な状況をなんとか脱し、
必要な知識を身につけた上で、
いかにコーチングで自律して能動的に行動することができるか、
この順序が大切なのではないだろうか。

ポジティブとネガティブ

Category: コーチング

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コーチング:チェックリスト 

自己肯定による個人的な自信と
問題解決による社会的な自信が
どの程度なのかをチェックするため
いくつかの項目を示す。
自分自身がどれだけ当てはまるのか。
また自分のお子さんがどうなのか。
数が多い方が自立度合いが高いと
判断の参考にしてみてはと思う。

<自己肯定度合い>
目が輝きよく笑っている
視線を合わせる
友達とよく遊ぶ
機嫌の回復が早い
親に甘える。人に相談できる。
過干渉や介入を嫌がる。他人と自分の線引きができる。

<問題解決度合い>
自分で朝起きることができる
親や他人に意見を求めることができる
悩みを人に話すことができる
我慢はできるがやり過ぎはしない

子供の場合
7~8歳以下は自己肯定度合いのみの
チェックになる。
7~8歳以上は問題解決度合いの
チェックもプラスする。

1)ジョシュア・ハルバースタム:WORK仕事と幸福
 そして人生について,ディスカヴァー・ トゥエンティワン.2009
2)平山諭:8歳で脳は決まる!子供を救う父親の力.河出書房新社.2007
3)子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方.PHP文庫.2007

Category: コーチング

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コーチング:大人のコーチング3 

大人になると社会に出るため
自分自身と見つめ合う時間が
大きく減ってくる。

常に意識は外に向き数字や
目に見えるものを
必死に追いかけていく。

自分に自信がない場合は
必死で仮面を作り、仕事中はその仮面で
一生懸命演じ続ける。
そうした中で、本当の自分の気持ちは
常に抑圧され続けるのかもしれない。
喜び、怒り、哀しみ、楽しみ。

疲れはて、自分では無意識で感じていない
ストレスの発散のために時間とお金を費やす。
携帯、ゲーム、漫画、テレビ、酒、パチンコ、
食事、買い物、長電話、ネット・・・。

本当にしたいことなのか。
もう一度考え直す必要がある。
世の中は欲をかきたたせる仕組みで
あふれかえっている。

コーチングとは自立を促すためのサポートである。
最終的には自分で自分をコーチングできるかが
自立できたかどうかになる。

こうしたことに気づくことで
いつからでも遅くはない。
たとえ親がうまくコーチングできていなくても
自分できちんとコーチングできれば
問題ないのである。
そしてうまくコーチできていないとしても
愛がない訳ではない。
ただそれを知らなかったり、
社会や思想が今と違っただけのことである。

親に怒りを覚えるということは
本当の気持ちはその反対にある。
もっと愛してもらいたかったという
気持ちが本当の気持ちではなかろうか。

愛の形は人それぞれ。
親の愛の形と子供の愛の形も違うかもしれないし、
世の中の愛の形とも違うかもしれない。

自分で自分を育てていき、
相手のサポートをしていく。
そういったコーチングは
いろいろな場面で用いられている。
ただ知識を入れるだけでなく、
問いから考えていくというスタイルだけでも
今までとは大きく違った視野が
広がるのではなかろうか。

Category: コーチング

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コーチング:大人のコーチング2 

親から怒られたことや自分の経験したことで
がんじがらめになっていく。
今の社会と適応しているのか、
目先のよかった、悪かったに踊らされていないか。
もう一度自分が幸せになるために考える必要がある。

親から代々受け継がれた言葉がある。
その本当の意味を知っているか?
それは今の社会にも適応しているか?
自分たちに適応しているか?
自分で考える必要がある。

精神論に関してはいつの時代も変わらない
大切なものが多くある。
しかし現実論は時代時代の思想や
社会システムによって変わってくる。
人から教えられたものは応用がききにくい。
子供になんで?といわれても答えることはできない。

親の言う通りで幸せになれるとは限らない。
親の頃の社会システムと現代の社会システムが
大きく変わりすぎた。
しかし相手に対する愛情は変わってはいけないもの。
現実対処だけでは幸せにはなれない。
自分を愛し、人を愛し、人の役に立つことの喜びを感じる。
好きなことを知り、好きなことをする。

仕事では他人や環境のせいにせず責任を持つ。
人に頼らなくてもやっていき、
できないことは身の程を知り援助を求める。
問題解決するための知識を高めていき、
経験の足りないものは先輩や上司に手助けをもらう。

こうやって愛と責任。自己肯定と問題解決。
個人と社会。ライフバランスをとっていくことが
現代社会に求められる。
以前のように男と女で役割分担がきかない。
本能のままではバランスがとれないため
より理性が求められるのである。

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コーチング:大人のコーチング1 

学校や社会の価値基準
数字やお金で換算され、
他者と比較するシステムとなっている。
それにより競争原理が生まれ、
お金が流動的に流れ経済が発展する。

しかし人生の価値基準はどうやって
わかるのだろうか。
自分がどれだけ幸せなのか
これも男女とも社会進出が進んだため
お金として考える人も増えてきているのかもしれない。
目に見えないものは信じれない。
またお金がないと不安だ。というのも
その価値基準を強くしている原因かもしれない。
保険会社においてもホフマン方式※などにより
その人の価値をお金で換算する。

人生の価値基準は他者の評価ではない。
自分で自分を評価できるための
自分の価値基準を持つことが必要である。
どんなことが好き
どんなことが得意か。
それがどれだけできているか。
嫌なことは何で
どうやってストレスを発散したり
改善したり受け入れているか。

やはり好きなことや得意なことが
たくさんできることは幸せである。
しかしお金や生活のためには
嫌なこともしなくてはいけない。
いつの間にか嫌なことのストレス発散のために
欲に振り回されていないか。
本当にしたいことではなく、
発散ばかりになっていないか。
こういった習慣が人の考え方や行動を固定化していく。

子供が幸せになるためには
子供に幸せな方向にヘルプすることではない。
大人が幸せになる方法を考え行動し
子供自信が考え行動できるように
サポートすることである。

※ホフマン方式
 死亡・後遺障害が残った際
 将来にわたり得る予定であった利益を
 現在価値に直すための計算方法。
 旧ホフマン方式(全期間を単利で控除)と
 新ホフマン方式(月ごとに控除)の二種類があるが、
 現在は新ホフマン方式が主流となっている。

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コーチング:子供のコーチング8 

子供のしつけについて。
しつけは自分が幸せになるための
生活習慣マナーなどを教えることが大切である。

生活習慣では
 ・食事
 ・睡眠
 ・整容
 ・掃除

マナーでは
 ・言葉遣い
 ・自分と他人の線引き
 ・お金の使い方
 ・自分で選択すること

こうしたことで欲に溺れないこと
自分の限界を知ることなどを学んでいく。
ではこれらのルールが守れない場合、
親はどうすればいいのか。

叱るのではなく、失敗の経験をさせることが
大切である。これが本当の厳しさになる。
失敗経験をさせる前に叱って制止させれば
子供は失敗経験をしなくて済む。
しかし、失敗から学ぶことができず
親に怒られるからしないだけになってしまう。
ここは黙って見守ってあげることで
子供自身が学習していくのである。

具体的には
朝起きることができない
 →起こさない。
  ご飯を食べずに学校に行き空腹を体験させる。
忘れ物をしていった
 →届けない。
  恥ずかしい思いを体験させる。
物を買いたいと駄々をこねる
 →叱らない。
  買わないとだけ伝え、帰る。
食事の時間にテーブルに来ない
 →冷たいまま食べさせる。
  自分で用意や片付けをさせる。

こういった失敗経験から
どうすれば嫌な思いをしなくて済むか
考え行動を変えることができる。
もしこれを親がヘルプしてしまえば
朝起こしてくれない親が悪い。
忘れ物を届けてくれない親が悪い。
など親のせいにして自分で改善策を
考えることをしなくなってしまう。

この叱らずに待つ。というのは
子供自信が様々な体験をし学習する上で
非常に重要なことである。

またうまくできた場合。
褒めてしまえば褒められるからする。
という行動が成り立ってしまう。
褒められるからするのでは人が見ているときだけで、
誰もみていなければやらないという行動になってしまう。
自らが人に役に立つ喜びを感じるには
褒めるのではなく親自身の気持ちを
素直に伝えることが大切である。
「えらいねえ」ではなく「お父さんはうれしいよ」
のほうが相手がうれしいということを理解し
それに対して行動をするようになるのである。

人生での幸福は考え方によって決まる。
人のせいにすれば自分の人生は
自分では変えることはできない。
我慢の毎日になってしまう。
自分を責めることは
案外楽なことであり、自分の理想にすがるだけで
努力しなくてすむのである。
いかに自分自身で問題解決し、
どうすればいいのかを考えることが
希望をもって生きることに繋がっていく。

親から子へ伝えたいことは
間違いを素直に認め、自分で受け入れること。
そして謝り、学び、前に進むことではなかろうか。
人生はそれの連続で成長しながら
希望を持ち続けることになるのではなかろうか。

Category: コーチング

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コーチング:子供のコーチング7 

いくつかの疑問点を提示していったが
子供という存在が大人という存在に変わるまでに
親がどうサポートできるのかというのが大切である。
そこには子供ではできないことを親が手助けしながら
いずれは自分自身で何でも考え行動していくという
自立が必要である。

自立には自分に自信を持つことが始まりであり、
それにより自分の考えを持ち、行動につなげることができる。
自信には自己肯定という個人的自信
問題解決という社会的自信という要素がある。
自己肯定は母から受けるであり、
自分が大切であるとともに相手を愛することを学び
感謝の気持ちを持つことに繋がってくる。
また問題解決は父から受ける厳しさであり、
自分に責任をもち行動をしていく
反省の気持ちに繋がってくる。
(一概に母と父と限定する必要はない。父や母だけでも
両方の役割をしたり他者が役割を補うこともできる。)
この感謝反省の気持ちが人生を生きていく上で
必要であり、個人と社会をバランスよく協調させていく。

要するに自信とは愛を基盤として問題解決という
外装を構えることで形成される。
現代社会を生きていくためには個人だけでも、
社会だけでもダメである。
個人だけであれば周りとうまくいかないし、
社会だけでは自分の幸福は得ることは難しい。

また自信と傲慢は似ているようで大きく違う。
傲慢は恐れからくる物で、自信がない故に
自分を押し通そうとしているのである。
個人と社会とのバランスが崩れている状態で生じ、
考え方や行動を変化させることで修正される。
ただし習慣化されているものなので
変わりたいという気持ちや、
変わることの喜びという
期待的な報酬や達成による報酬のが必要である。

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コーチング:子供のコーチング6 

飢えている人に魚を釣ってあげるか?
それとも釣り方を教えてあげるか?
という例えがよく使われる。

釣ってあげるのがヘルプ
釣り方を教えてあげるのがサポート
どっちが良いかという訳ではない。
飢えてもう今にも死にそうな人には
まず釣ってあげ食べさせる方が先決だろう。
まだ余裕があり、釣り方を学べるようであれば
教えてあげる方がよいだろう。
ヘルプをすれば自分では魚を釣ることができないまま。
サポートをすれば自分で魚を釣ることができる。
相手の状態に合わせてアプローチをする必要がある。
ヘルプをすることで知らず知らずのうちに相手は依存し、
自分が支配しているという共依存にならないことは
リハビリテーションにおいても大切なことだ。
しかしながら傷つき疲れ果てて精神状態がマイナスのときには
サポートでは難しいものである。

サポートというのがコーチングの役割であり、
状態を見極め、少しずつ段階的に自立を促していく効果がある。

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コーチング:子供のコーチング5 

大人の子供のためと思う行動が、
子供の成長を阻害するいくつかの例を取り上げていく。

<厳しすぎる場合>
親が指示、命令を与え続ける
 →自分で考える必要がない。言われたことだけすれば良い。
親がどう考えるべきか、どう感じるべきかを教える
 →自分の本当の気持ちがわからなくなる。
子供がどうしたいか聞かない、子供の意見は尊重しない
 →親の望むようにしか行動できない

<優しすぎる場合>
子供の欲求を察し与える
 →求めなくても手に入る。相手に要求の仕方がわからない。
  手に入れるための考えや行動が身に付かない。
子供のやっている最中に親が変わってやる
 →できなかったら誰かがやってくれる。
  やってくれない人が悪いやできない周りが悪いと考える。

これらが具体的な例だ。
必ずしもこうなるという訳ではないが、
こういったことが続いたり度を超えると
そういった傾向が強くなることは容易に想像できると思う。
たしかに小さくてできないうちはしょうがない。
できないのに無理矢理やらせるのではなく、
できるのについ親がやってしまう。
ということで子供が学習すべき経験を
親が奪ってしまうのである。

これがヘルプとサポートの違いである。
子供ができないうちはヘルプが必要である。
保護者となりできない子供を守り、世話をしていく。
親自身も役に立てる喜びや満足感を一番感じる時期かもしれない。
しかし大きくなるにつれてできることが増えてくる。
いかに子供自らが考え、行動し成功する喜びを感じたり
失敗した悔しさから考え再び挑戦するプロセスを
学んでいくか。そこではヘルプは必要ない。
必要なときだけサポートすれば良い。

Category: コーチング

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2017-04
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