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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

カテゴリー「薬」の記事一覧

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痛みに対しての薬について 

痛みに対する薬は原因によって使い分けられるのだが、
肩こりや腰痛はさまざまな要素で生じている事が多い。
急性の疼痛であれば1週間程度で症状が軽くなるのだが、
慢性的な疼痛の場合は姿勢や動き方心理状態までの
様々な要素によって生じるのが特徴である。

急性期ではNSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛薬)や
アセトアミノフェンが選択される事が多い。
またこれらの効果が不十分な時に
筋弛緩薬を併用する事もある。
慢性期でもNSAIDsが使用される事もあるが、
多用すると胃腸や腎機能に負担が生じる事もある。

慢性期には抗うつ薬や抗不安薬のような
中枢系の薬を併用する事もある。
これらは少量で鎮痛に作用する事がわかっており、
ストレスに対しても効果的に働くのが特徴。

ただこれらの薬だけでは痛みは良くなる事はない。
痛みを抑えながら少しずつ体を動かすことが、
本来の目的となる。
痛みに対して過度に不安になるのではなく、
薬で痛みを抑えながら、うまく生活する術を
学んでいく事こそ大切な事である。
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低栄養 

低栄養になるときは栄養摂取量が減少しているか、
代謝の亢進が生じている。

栄養摂取量の減少は
 ・下痢や腸疾患による消化・吸収機能の低下
 ・食欲低下・悪心・嘔吐
 ・摂食・嚥下障害
 ・味覚障害
 ・食事の介助(食事の認知・座位姿勢困難)

代謝の亢進は
 ・発熱
 ・悪液質
 ・外傷・褥瘡・敗血症
 ・呼吸器疾患や過換気
 ・糖尿・腎疾患・肝疾患のコントロール不良
 ・甲状腺機能亢進症

こういった状態になると、低栄養になるリスクが高まるので
栄養状態の評価が重要になる。
たくさん働くならいっぱい食べなければならないし、
食べることができないなら働くことができない。
このバランスが崩れた状態が低栄養である。

無題 1

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薬の知識 呼吸器について3 

呼吸器に使う薬では
その他に抗アレルギー薬と去痰薬がある。

抗アレルギー薬から述べていく。
アレルギー反応が生じると細胞から
化学物質が遊離してくる。
その化学物質の働きで
気管支平滑筋の収縮や血管透過性の亢進、
分泌物の増加が生じる。
抗アレルギー薬はこうした働きをする
化学物質の働きを抑える。
眠気や倦怠感が生じるため、
アプローチの妨げになることがある。

去痰薬は痰の排出を改善する。
吐いたん困難な場合は咳嗽が弱かったり、
痰量が多かったり、粘り気が強かったりする。
去痰剤はその中でも粘り気を弱める働きがある。
痰の粘り気を溶かし、構成成分を変化させるとともに
粘膜を潤滑させ、線毛運動を向上させる。
これにより分泌物の流動性が向上し排痰が容易になる。
そのためこまめに分泌物の除去をする必要があるのと、
上部気管支閉塞に気をつける必要がある。

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薬の知識 呼吸器について2 

呼吸器に使う薬として抗炎症薬がある。
今回は抗炎症薬について述べていく。

炎症が生じることで期間内に浮腫ができると、
気道が狭窄や閉塞したりする。
抗炎症薬は炎症を軽減することで浮腫を改善し、
気道の狭窄や閉塞を改善しようとするものである。

まずステロイド剤。
ストロイドは炎症に関与する、
アラキドン酸やサイトカインを抑制する。
吸入器は副作用も少なく、
コントロールに使われることが多い。
経口ステロイドは重症の人に用いられるので、
離床や運動の開始時は、
特に状態を観察することが必要になる。

もう一つはテオフィリン(キサンチン誘導体)である。
これは中枢神経の興奮と強心・利尿作用、
横隔膜の収縮力増強、気管支の拡張などを図る。
慢性呼吸不全やうっ血性心不全、
中枢性の睡眠時無呼吸症候群、
呼吸筋疲労などに有効である。
気管支喘息の発作では注射を、
喘息やCOPDでは内服を行うことが多い。
発作が中等度以上の場合はβ刺激薬を使用する。
多剤との相互作用による脱水や、
運動負荷による頻脈が生じやすいので
注意する必要がある。

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薬の知識 呼吸器について1 

呼吸器系の薬では
気管支を拡張する目的のものがある。
気管支を拡張するには
気管支平滑筋は交感神経が働くと拡張し、
副交感神経が働くと収縮する。
よって交感神経を刺激するβ刺激剤か
もしくは副交感神経を抑制する抗コリン剤に分類される。

交感神経を刺激するβ刺激剤は
血圧の上昇や頻脈に注意をする必要がある。
また副交感神経を刺激する抗コリン剤は
便秘や排尿困難、緑内障の悪化に注意する必要がある。

気管支を拡張させるために
交感神経を刺激するか、副交感神経を抑えるか。
またそれに伴い、特有の症状が誘発されやすくなる。
咳は苦しい、適切に対処する必要がある。

愛とかゆみと咳だけは、どんなことをしたって、
隠し通すことのできないものである。/トマス・フラー

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薬の知識 痛みについて 

薬の知識は臨床を行う上で大事な情報である。
服薬している薬によって患者さんの
身体状況や気をつけるべきリスクなども
把握することができる。

今回は痛みに関する服薬について。
鎮痛には痛みの元伝わりにそれぞれ作用する。
痛みの元とは発痛物質のことで、
プロスタグランジンやブラジキニンなどを指す。
痛みの伝わりとは痛覚伝達神経のことである。
鎮痛とはこれらに働きかけることで
痛みを和らげることができるのである。

鎮痛に関わる薬は非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)と
麻薬性鎮痛薬・非麻薬性鎮痛薬に分かれる。
まず非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)
痛みの元の発痛物質であるプロスタグランジンを抑制する。
即効性が高く、数時間で効果が現れる。
薬によっては血中濃度の関係で数時間かかるものもあるが、
2〜3日で効果判定をする必要がある。
また喘息患者には喘息を誘発することもあるので
注意する必要がある。

次に麻薬性鎮痛薬・非麻薬性鎮痛薬
痛みの伝わりとなる痛覚伝導神経に関わる。
大脳皮質の痛み受容器に直接作用して、
痛みの閾値を上げることで痛みを感じにくくする。
また脊髄後角細胞に働きかけることで、
痛みの伝達を抑制させる。
非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)が効かない
術後や末期がんなどの患者さんに使用する。
鎮痛効果が高い反面、循環抑制や呼吸抑制を生じることがある。
また精神活動が抑制されると、
せん妄や傾眠が生じる可能性もある。

痛みは患者さんのQOLを低下させ、
日常生活の活動や精神面まで影響を及ぼす。
しかしその反面、麻薬性鎮痛薬・非麻薬性鎮痛薬は
副作用も大きいため、しっかりとした
リスク管理も要求される。

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2017-09
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