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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

カテゴリー「膝関節」の記事一覧

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変形性膝関節症に対する筋の促通 

変形性膝関節症に特徴的なラテラルスラストは、
膝関節の外反モーメントの増加のみならず、
股関節の外転モーメントの増加や、
足関節の外反モーメントの減少が認められる。
そしてこれらの運動が困難な理由に、
筋出力の低下が一つの要因としてあげられる。

立脚中期から後期にかけて変位したアライメントを
戻す働きのある筋を促通することが重要である。
関わる筋は足部から前脛骨筋・後脛骨筋、
大内転筋・内側ハムストリングス、
大殿筋下部線維であるがこれに当たる。

特に内側ハムストの萎縮は臨床上、
視診で確認されることも多い。
レントゲン画像と比べ、実際の膝のO脚が著明に見える場合は
この内側ハムストの萎縮の頻度が多い。
これは大腿の内側部が萎縮するために、
骨の輪郭がより強調され、
見かけ上O脚が著明に見えてしまうためである。

これらの筋を促通し、立脚初期から中期にうまく働くよう、
CKCトレーニングも含めて行っていく必要がある。

i人体動作odp
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Category: 膝関節

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変形性膝関節症と各関節の運動2 

股関節・膝関節・足関節の運動をおさらいしてみると
健常者の場合、股関節と膝関節は立脚中期で
一度元に戻る運動が認められ、
それの運動により、二つの曲線が生まれる。
そして、変形性膝関節症の場合はこの戻る運動がないために、
一方向に大きく動く傾向が認められる。
足関節は健常者では認められる外反方向の運動が、
変形性膝関節症では認められなくなる。
変形性膝関節症の歩行6

こうした運動の変化は、
加齢に伴い靭帯の弛みが生じるのも一つの原因だが、
筋肉のバランスが悪くなることも問題である。
ではどういった筋のバランスが必要なのか
次回は述べていきたいと考える。

Category: 膝関節

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変形性膝関節症と各関節の運動1 

変形性膝関節症では立脚初期から中期にかけての
ラテラルスラストが特徴的である。
健常者も軽度のラテラルスラストは存在するものの、
立脚初期に内反した膝が、立脚中期には外反方向に
修正されるところが大きな違いである。
では膝以外の部分ではどのような運動が生じているのだろうか。

まず股関節から見ていきたいと思う。
健常者の股関節は立脚初期から外転方向に動く。
そして立脚中期になると一旦内転方向に動き、
そして立脚後期には再び外転方向に運動する。
それに対し変形性膝関節症の場合は、
同様に立脚初期に外転するものの、立脚中期になっても内転方向に動かず、
外転のまま立脚後期に向かっていく。
変形性膝関節症の歩行2

膝関節の場合、健常者では立脚期から外反方向に動くものの、
立脚中期になると一度内反方向に運動する。
そして立脚後期に向かうと再び外反方向に動く。
変形性膝関節症の場合は、立脚中期の内反方向の動きが少なく、
さらに外反方向の動きが大きい。
変形性膝関節症の歩行3

足関節は健常者の場合、立脚中期から後期にかけて外反方向に動くが、
変形性膝関節症の場合は外反の動きがほとんど認められない。
変形性膝関節症の歩行5

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変形性膝関節症の重要な歩行周期 

変形性膝関節症は立脚初期の
ラテラルスラストが特徴的である。
変形が重度になればラテラルスラストが
増加するといった相関があるのではないか。
といった論文が海外も含め数多くある。
しかしながら相関があるとする論文と
相関しないとする論文があり決着はついていない。

歩行周期でのラテラルスラストを確認すると、
膝の内反角度は立脚中期に最も大きくなる。
立脚初期では重度の膝OAと中等度の膝OAともに
内外反の角度はあまり変わらない。
しかし立脚中期になると明らかに重度の膝OAの方が
内反角度は増加しているようである。
これにより、変形の度合いとラテラルスラストの相関は
立脚初期では認められないものの、
立脚中期では明らかに相関が認められる。

また正常の膝関節の内反角度と
膝OAの内反角度の大きな違いはなんであろうか。
正常の膝の場合は立脚初期では
膝OAと同様に膝は内反する。
しかし立脚中期には、一旦元に内反が元に戻る動きが認められる。

よって立脚中期の正常膝、軽度膝OA、重度膝OAでは
内反角度に明らかな違いが認められること。
そして正常膝の場合は、立脚中期に内反していた膝が
一旦元に戻る方向に移動すること。
この2点が大きな違いになる。

そのため立脚初期のラテラルスラストも
正常と膝OAでは違いがあるが、
重要なのは立脚初期から立脚中期にかけての
運動になるのではないだろうか。

変形性膝関節症の歩行

1)石井慎一郎:関節機能障害と動作分析〜変形性膝関節症 編〜 講習会資料,2013

Category: 膝関節

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ラテラルスラストの動き 

変形性膝関節症では立脚期に
ラテラルスラストが認められるのが特徴であるが、
ラテラルスラスト時には脛骨は外側に滑っている。
しかし、実際の運動では
単純に外側に滑っている訳ではない。
どのような動きを生じているのだろうか?

立脚期に入るとまず脛骨は外旋しながら
外側前方へと動く。
その後、脛骨は内旋の動きを生じる。
そのため結果的にはラテラルスラストでは
脛骨が外側に滑っているように
見えてしまうのである。

ラテラルスラスト

Category: 膝関節

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2017-05
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