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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

カテゴリー「足関節」の記事一覧

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足関節外側靭帯損傷のアプローチ 

膝の前十字靭帯や腱板損傷はスポーツをする場合、
選手生命に直接関係するが足関節の捻挫は直接には関係しない。
しかしながら軽視されることで再発率が高く、
いわゆる癖になると言われることも多い。

急性期から亜急性期の前半は
損傷された靭帯の保護が重要になる。
損傷された靭帯に伸張ストレスがかかると、
回復しかけた部分が再び損傷される可能性があるためである。
亜急性期後半になると徐々に動かすことが重要になる。
靭帯の保護を優先にするか動かすのを優先するかは、
基本的には一般的な期間を参考にすると良いが、
実際の損傷の度合いは期間と必ずしも一致しないこともある。
そのため疼痛を指標にしていくことが必要である。
疼痛が靭帯性の疼痛か圧痛で確認し、
靭帯性の疼痛であれば疼痛の出現しない範囲で。
また筋の伸張痛や関節機能異常による痛みであれば、
徒手療法を組み合わせながら運動量を増やしていく。

保護する時期を過ぎたら、足関節の可動域制限の改善、
足関節周囲筋の筋力強化、固有受容器の改善がポイントなる。

可動域の改善では固定や保護そして炎症に伴う腫脹の影響で、
背屈制限を生じてしまうことがあるので注意が必要。
また筋力強化では内反を制御する腓骨筋群や
アーチ保持のための筋群の筋力低下に注意が必要である。
固有受容器の改善では靭帯損傷後に部分的に機能が損なわれる。
神経と筋肉のコントロールが低下するので、
バランストレーニングを行ない
協調的なコントロールを学習することも重要である。

具体的にはタオルギャザーやチューブによる
腓骨筋・後脛骨筋のトレーニング。
足でのビー玉拾いやバランスマット。
またバランスボールを押しつぶすようにプレスしたり、
ステップ運動などがプログラムとして選択される。

簡単なものから徐々に難易度を高めていくことが、
ポイントとなってくる。
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Category: 足関節

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足関節の外側靭帯損傷 

足関節の外側靭帯損傷。
いわゆる足首の捻挫と呼ばれるものである。

外側靭帯は外くるぶしの下についている
3つの靭帯で構成される。
前距腓靭帯・踵腓靭帯・踵腓靭帯。
スポーツ外傷の中では最も多い障害で
頻度が最も高い靭帯損傷が前距腓靭帯で
次に踵腓靭帯。踵腓靭帯靭帯を損傷することはまれである。

靭帯損傷では重症度の判別が重要になる。
重症度は3段階あり、軽度・中等度・重度に分類される。

軽度であれば靭帯の瞬間的な伸張で機能的な問題はない。
疼痛や腫脹も軽度でRICE処置で対処となる。
回復期間はだいたい1週間以内となる。

中等度であれば靭帯の部分断裂が考えられ、
機能的な問題が生じる。
疼痛は強く腫脹は症例により様々である。
保存療法での対処が主体となり回復期間は約3週間となる。

重度の場合は靭帯の完全断裂が考えれ、
機能的な問題が生じるとともに不安定性も生じる。
疼痛と腫脹は強い。
保存療法もしくは手術療法が選択され、
回復期間は約6~12週間となる。

次回は足関節外側靭帯損傷の
リハビリテーションについて述べていく。

Category: 足関節

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2017-10
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