Admin   Newentry   Upload   Allarchives

理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

2011年06月の記事一覧

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category: スポンサー広告

TB: --  /  CM: --

top △

会話:スタイル 

会話のスタイルはいくつかある。
基本スタイルではどちらかがスピーカーで
どちらかがリスナーである。
スピーカーとはしゃべるほうでピッチャー。
リスナーとは聴く方でキャッチャーである。
役割がはっきりしており、
基本的にその役割が変わることがない。

そして応用スタイルでは
スピーカーとリスナーが入れ替わりながら
会話が展開される。どちらか役割が決まったわけでもなく
内野どおしでボール回しをするような感じである。

スピーカーが得意な人、リスナーが得意な人。
場面によってはどちらの役割が求められるのか
変わってくる。この求められる役割を理解していなければ
相手に対し嫌な思いをさせるだけでなく
会話の成立が難しい場合も出てくる。
よってどちらの能力も必要であり、
得意な方を磨くだけでなく、苦手な能力も克服することで
様々な相手や様々な環境で会話の力を発揮できる。
関連記事
スポンサーサイト

Category: 会話

TB: 0  /  CM: --

top △

会話:スピーカーとリスナーの要素 

会話の要素に必要なのは
 ・話の中身
 ・表現力
 ・思いやり
である。これらはどれが欠けてもうまくいかない。

スピーカであれば
話の中身が面白く、
身振りやテンポなどの表現力がうまく、
楽しませようとする気持ちが大切である。

リスナーであれば
話の中身をうまく進行したり盛り上げ、
こちらが聴いていることをうまくアピールし、
楽しんでもらいたいと思うことである。

会話がうまくいかない場合、
スピーカーやリスナーひとりが悪いのではなく、
いずれかの要素が足りないない場合が多い。
よいスピーカーはリスナーを選ばないし、
よいリスナーはスピーカーを選ばないのである。

バライティ番組でもよくでる人は
スピーカーやリスナーの技術がうまい人が多い。
話の中身、表現力、思いやりのバランスがとれる人は
いろいろな人とも組むことができ
番組としても使いやすいのかもしれない。

関連記事

Category: 会話

TB: 0  /  CM: --

top △

会話:スピーカーの技術(1)表現力 

スピーカーの技術では表現が重要である。
 ・声の強弱
 ・テンポの変化
 ・表情や視線の変化
 ・ジェスチャーを使う
 ・間をとる
 ・場所のスペースをフルに使う
これらにより会話にメリハリや立体感が生まれ、
相手が会話に引き込まれやすくなる。
せっかく面白い内容の話でも、
うまく表現できなければ
面白い話にはならないのである。

テレビで面白いネタを見たとする。
自分にとってすごく面白くて
次の日に友達に話す。
しかし面白さが伝わらず
友達はポカーンとして悔しい思いを
したことはないだろうか。

テレビに出ている人はほとんどが
会話のプロである。
後で考えると大したエピソードではないネタでも
表現のテクニックでリスナーに
しっかりと緊張を与え、を作り
落ちでうまく緩和させる。
これが面白い会話の定石らしい。

わかってはいても話の中で
うまくこれらを使っていくというのは
並大抵の努力では難しい。
テレビに出る人たちはやはりすごいのだと
つくづく感じる。
関連記事

Category: 会話

TB: 0  /  CM: --

top △

会話:スピーカーの技術(2)緊張のコントロール 

場面によっては緊張が技術を阻害する場合もある。
あまり知らない人の前で話す場合、
大勢の人の前で話す場合、
ここ一番という場面で話す場合などである。

緊張する理由は大きく分けて2つあり、
 ・失敗を引きずっている
 ・能力以上を望んでいる
である。失敗しても気にしない
等身大の自分を表現するだけでいい

そういった心のあり方が大切である。

緊張は適度であればより集中を高められる効果もあり、
緊張とリラックスの間にコントロールすることが
必要である。緊張状態からリラックス
コントロールしていくことは難しい。
まずリラックス状態に持っていって
少しずつ緊張を高めていく方が
バランスを取りやすいことが多い。

適度な緊張状態を保つことで、
自分の実力を思う存分発揮することが可能になる。
関連記事

Category: 会話

TB: 0  /  CM: --

top △

会話:スピーカーの技術(3)3つの因子のコントロール 

話をしている間、頭の中では3つの因子が
常に活動している。
この3つの因子が理解できていれば
苦手な部分のコントロールも容易になる。
それは
 ・相手を観察(Input)
 ・話すことを考える(Cognition)
 ・話す(Output)
話をするときはこれらが同時進行で行われており、
どれかが大きく欠けてしまうとバランスが崩れる。

相手を観察とは話している間の相手の表情や相づち、
しぐさなどから話す内容が合っているか確認する。
相手のテンションが上がったり、
話に食いついてきたら話が合っている。
テンションが下がったり、話に乗り気でなければ
話が合っていないことがわかる。
この時点で修正できれば何の問題もない。

話すことを考えるでは先ほどの
相手を観察で得た情報から
どのような表現が有効なのかテクニックを考察していく。
それにより会話の奥行きをどのように出していくか。
どういった方法を用いていくか検討する。
また会話の内容や展開、話の落ちなどの構成を立てていく。

以上の相手を観察する、話すことを考えるを元に
実際に話すということをしていく。
話すときにこれらが円滑に行われなければ
言葉が止まってしまったり、
どこまで話したかわからなくなったりが
生じてくる。

また苦手な部分がわかれば
その部分を意識することで
弱点を克服することも可能である。
これらは通常無意識で行われていることであり、
意識していくとかえって難しく感じてしまうことも多い。
それはいままでと違う回路を使っているためであり、
慣れるまではうまくいかないことも多い。
しかし、弱点を克服するためには
今までの習慣を抜け出すことが第一歩である。

芸人さんは先輩芸人さんから教えられたり、
自分の出演した番組をチェックしていきながら
会話の腕を磨いていく。
私たちもこうしたテクニックを学ぶことで
自らの会話弱点を見つけ、ステップアップしていく
手掛かりを探すことができるのかもしれない。
関連記事

Category: 会話

TB: 0  /  CM: --

top △

会話:スピーカーの技術(4)話のネタ 

面白い話はどうやって手に入るのだろう。
スピーカーによって得意なネタや苦手なネタはある。
自分のエピソードを面白く話す人もいれば、
他人のエピソードを面白く話す人もいる。
また雑学で関心を引くような会話もある。
(これは話しの持っていき方次第では
うっとおしいと思われるので注意が必要。)

日頃の生活でアンテナを広げていけば
自分のネタは拾いやすいし、
他人のエピソードは外に出て人を観察したり
最近ではインターネットで情報を収集することもできる。
また雑学は雑学の本を読むことで収集できる。

大事なのはそれらのネタをどう加工するか
話を持っていくタイミング。
話をどのように盛り上げ緊張を作るか。
どういう落ちにするのか。
その能力次第で話はいくらでも面白くなるみたいだ。

また話の内容として注意が必要なものは
 ・野球
 ・政治・経済
 ・宗教
である。これらは考え方が別れる場合が多く、
結論も導き出しにくい内容である。
人によっては不快にさせる
話となることもあるため注意が必要である。
関連記事

Category: 会話

TB: 0  /  CM: --

top △

会話:リスナーの技術(1)必要な技術 

会話ではスピーカーが注目されることが多いが、
実はリスナーの影響も大きいのである。
テレビでいうと司会者がリスナーにあたる。
どんなゲストでもうまく話を振ったり、
話を広げたりしながら進行していくのには
高度な技術が必要になる。
またうまい司会者は目が行ってしまう
印象があるのではなかろうか。

リスナーに必要な技術
 ・振り
 ・質問
 ・相づち
 ・同調
 ・驚き
 ・確認
 ・ペース調整
 ・ボケ
 ・ツッコミ
 ・まとめ
などどれもバランスの必要なものが多い。
リスナーがうまければどんな相手でも
会話は成り立つし、話を面白くすることもできる。

スピーカーに頼らなくても良いのである。
もし話がかみ合わない場合、
自分のリスナー技術に
欠陥があることも考えられるので
修正する必要がある。
関連記事

Category: 会話

TB: 0  /  CM: --

top △

会話:リスナーの技術(2)リスナーの問題点 

話がかみ合わないならばリスナーの問題として
 ・相手に興味がない
 ・会話の進行方向を理解してない
 ・その話題の対応能力が欠けている
などが挙げられる。

こうした要素があれば
リスナー自身の不安が表面に出てしまい
相手にそれが読み取られてしまう。
これは非言語的なコミュニケーションであり、
表情、姿勢、視線、ジェスチャー、
声の強弱、テンポなどある。
これらの要素は緊張を示した時、
スピーカーは「嫌われているのかも」と
誤った解釈をすることもあり、注意が必要である。

特に自身のないスピーカーの場合、
リスナーの非言語的コミュニケーションから
「嫌われているのかも」と解釈する場合が多い。
言語だけでなく非言語に意識を
向けるようにしていく必要がある。
関連記事

Category: 会話

TB: 0  /  CM: --

top △

会話:リスナーの技術(3)会話の展開 

会話は緊張緩和から面白さが倍増する。
そのためスピーカーとリスナーの表現力により
大きく変化してくる。
基本的な形では少しずつ話を盛り上げることで
緊張を生みだし、緊張が高まったところで
を作り落ちにもっていくという流れだ。

しかしリスナーも相手によって対応が変わってくる。
正式な場目上の人初めての人が多い場面では
ボケやツッコミが使いにくく、
真っすぐ引き出すテクニック中心となる。
捻らずに相手の良いところを引き出し
同調することに集中することが重要だ。

ある程度相手のキャラクターがわかっていたら
少し捻りを入れることで話を面白くすることができる。
捻りとはボケやツッコミのことで
話に違和感を入れることができる。
ボケは違和感を作り出すこと
ツッコミは違和感を指摘すること
になる。これらをバランスよく使うことで
話は面白くなり緊張と緩和を作りやすくなる。
関連記事

Category: 会話

TB: 0  /  CM: --

top △

会話:リスナーの技術(4)質問の内容 

リスナーは相手をうまく引き出すことが
重要なことはすでに述べた。
話を振る時や新たな話に持っていくときの
キーワードがある。
ビジネスでよく用いられるものだが
木戸に立ちかけせし衣食住
というものである。
キーワードの頭文字をとったものだが
順に解説していくと

木→き  :季節
戸→ど  :道楽
に→に  :ニュース
立→た  :旅
ち→ち  :知人
か→か  :家族
け→け  :健康
せ→せ  :性
し→し  :しごと
衣→い  :衣服
食→しょく:食事
住→じゅう:住居

これを覚えていれば会話が途切れた時
きっかけを作りやすくなる。
またより話題を深めるときは
5W3Hを用いればより詳細に
話題を進めることも可能だ。

5W(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ)
3H(どのように、いくらで、いくつ)

会話というのは何かのきっかけから
進んでいくことが多い。
共有の話題のほうが話は進めやすい。
上記の内容は共有の話題となりやすいので
そこからキーワードを拾い
話を展開していくことが可能である。
関連記事

Category: 会話

TB: 0  /  CM: --

top △

会話:まとめ 

会話はキャッチボールである。
相手の気持ちを察知して投げ返す
心のコミュニケーションとなる。

スピーカー、リスナーともに
 ・話の中身
 ・表現力
 ・思いやり
の3つが重要になる。
どの要素が足りなくてもキャッチボールは
うまくいかなくなる。

スピーカーとリスナーのどちらが得意かは
普段の自分の会話の割合を意識すればわかる。
話す割合が多い人はスピーカー寄りであり
聴く割合が多い人はリスナー寄りである。
どちらもバランスよく伸ばせばいろんな人に
合わせることが可能になる。

また会話は心のコミュニケーションであり、
心理状態も大切である。
緊張したしぐさや表情は相手からは
「嫌われている?」と誤解を招かれるので
そういった癖などは意識して直しておく必要がある。
行動心理学の項参照

リラックスし自分の能力以上に飾らなければ
相手にもその気持ちは伝わる。
気持ちがとても大切。しかし、その気持ちが
相手に伝わらなければ意味がない。
うまく会話がしたいという気持ちは、
自分を大切にしたいと思うとともに
相手ともうまくやっていきたいという気持ち。
人を大切に思う気持ちがあれば
会話は少しずつうまくなっていくと思う。

関連記事

Category: 会話

TB: 0  /  CM: --

top △

資格って何だろう 

理学療法士・作業療法士のサイト 療法士.com
今回のブログテーマは専門職に人気の他資格とは?
ということで資格についてのことを
書きたいと思う。

私は商業高校卒業なのでいろいろ資格取りました。
そのころは何か目標があるわけでもなく
成績に関係あるから取っていたという感じだった。

・情報処理検定
・ワープロ検定
・簿記検定
・商業英検
・流通経済

今はこれといって使っていない。
しかし勉強したことはそこそこ役に立っている。
上記のことを分類すると
パソコンのことと経済のこと。
パソコンのことをかじっているおかげで
情報端末には抵抗ないし
このブログをはじめれたのも
そういった影響もあるかもしれない。
また経済のことをかじっているおかげで
世の中の人の流れやお金の流れには
少しだけ興味を持つことができている。

細かく見る視点と広く見る視点。
こういったことがもしかしたら
思考の役に立っているのかもしれない。

理学療法士も国家資格だけれど
資格にすがっててはいけない。
資格はあくまで資格であって
最低限のラインのようなもの。

自分自身を磨かず
資格ばかりにすがっていては
いつか痛い目にあうかもしれない。
理学療法士として誇りを持って
仕事をするのは素晴らしいことだと思う。
だが自分自身が高められなければ
誰でもいい、ただのいち理学療法士だ。
どんどん増えていく新人理学療法士に
変わった方が人件費が安く済む。

時代も変わり、社会も変わる。
物事の価値は常に変動する。
今の時代の流れは早い。
顧客のニーズの変化、流通の変化、
市場価値の変化、技術の変化。
資格は何も守っちゃくれない。
流れを読むのも自分だし、動くのも自分。
規律から自由の思想になった今、
責任は個人に受け渡される。

選択できるということは
選択されるということでもある。
資格にすがらず、自分自身を磨き
世の中を読む力、自分で動ける力を
つけていくべきなのかもしれない。
関連記事

Category: ブログテーマ

TB: 1  /  CM: --

top △

痛みと向き合う価値観 

外来の理学療法では
ほとんどが痛みの訴えである。
整形外科疾患の患者の場合、
どちらかというとよく動かれる
がんばり屋の方のほうが多い。
動きすぎて負担がかかっているのである。

関節に荷重をかけて動かすことが多ければ
負担は増えてくる。
どういった作業を行うかや、
その方の体の特徴やクセにより
動かし過ぎる場所は変わってくる。
筋や関節による痛みは負担が軽減すれば
回復に進んでいく。

しかし問題はそんなに単純ではない。
人間は機械と違い心が通っている。
理屈でわかっていてもそう簡単に
日頃の習慣や考えを変えることは難しい。
はじめに書いたようにがんばり屋の方が
がんばるのを止めるわけにはいかないのである。
自分じゃなくなるような気がしたり、
動くことそのものがストレス発散であったりする。
またがんばり屋の患者は
全てを完璧にやろうとしてしまう。
用事が増えても今までどおりのことも
全てやった上で、その用事も完璧にこなそうとする。
そういった思考と行動も
動かし過ぎになり痛みへと繋がるのである。

セラピストとしては
できるだけ患者さんの価値観に合った
選択肢を提示することが必要だ。
また周辺関節の改善など関連因子のアプローチで
サポートをしていくことも必要だ。

問題は日頃の習慣をどう変えてもらうか。
作業の時間を短くしたり、休憩を入れたり、
作業する姿勢や方法を変えたりなど提案する。
今の体の能力に合った作業に修正していく。
増悪因子が管理できなければ
治療効果が長続きせず回復を阻害したり、
再発のリスクが高まるからである。

しかし作業の行動を修正するのは
患者にとって非常に苦痛な作業となる。
理屈ではわかっていても心が拒否する。

どの価値観が正しいかという答えはない。
痛みをコントロールすることを是として
今までの生活を否としていいわけでもない。

あくまで治療者側の意見であり、
患者の価値観を無視してもいけないという
ジレンマにも陥ってしまう。
しかし何かを得るためには
何かが犠牲になるというのが自然の摂理である。
何を犠牲にするのかをはじめに決めておけば
選択肢は絞られる。
生活をしていくうえで得たいものが何で
何なら犠牲にできるのか。
今までの痛みを変えるためには
今までの生活を変える覚悟も時として必要になる。

私たちセラピストは
多くの価値観を受け入れつつ、
どういった判断をするべきか
選択する能力が必要である。
机上の学習とは違いこういった部分が
臨床の難しさなのかもしれない。
関連記事

Category: 日常生活の影響

TB: 0  /  CM: --

top △

関連痛(Referend pain) 

痛いけど痛い場所が悪くない場合がある。
ややこしい表現だが、痛いと認識している場所が
本当の痛みの部位ではないのである。
これを関連痛(Referend pain)という。

日常生活ではアイスクリームやかき氷などを
急いで食べた時に生じるアイスクリーム頭痛などが
一般的ではなかろうか。

アイスクリーム頭痛のメカニズムは
次のように説明されることが多い。
喉の感覚と頭の感覚はいずれも
脳幹の三叉神経核という場所で中継され脳に届く。
急激な刺激は感覚伝達が混乱しやすく
痛みの場所を錯覚させてしまう。

こういった疼痛は内臓などでもよく起こる。
内臓の痛みである臓性痛(Visceral pain)と
皮膚の痛みである体性痛(Isomatic pain)は
いずれも脊髄の後ろの後角で
同じニューロンを中継する。
そのためアイスクリーム頭痛と同じように
痛い場所とは違う場所に痛みを感じるのである。
よくある内臓の関連痛をいかに示す。

 横隔膜  :C4/首
 心臓   :Th3-4(左)/左肩
 胃    :Th6-9/乳首と臍の間の左腹もしくは左背中
 肝臓・胆嚢:Th10-L1(右)/乳首と臍の間の右腹もしくは右背中
 大腸・膀胱:Th11-L1/臍周辺の腹もしくは腰
 腎臓・精巣:Th10-L1/臍周辺の腹もしくは腰

痛みの部位が深い場合、痛みの強さが強い場合に
関連痛は生じやすくなる。

また関節の痛みや筋のトリガーポイント
(過敏なしこり)が関連痛を引き起こす場合も多い。
この場合ターゲットの関節を動かしたときや
トリガーポイントを圧迫した場合に
はじめて痛みが再現される。

痛みを感じている部分でなく、
痛みが再現される部位に問題があるため
アプローチは痛みが再現される部位となる。
痛みは神経や脳と繋がるために理解が難しい。
しっかりとコミュニケーションをとり
改善するものをいかに選択するかが重要となる。
関連記事

Category: 痛み

TB: 0  /  CM: --

top △

脳梗塞と血管 

脳には血液が循環している。
大きく分けると首の前面から
左右通っている総頸動脈
首の後面から左右通っている
椎骨動脈に分かれる。
前面を通る総頸動脈はされに内頸動脈につながり
中大脳動脈前大脳動脈に分かれる。
また後面を通る椎骨動脈脳底動脈を通り
後大脳動脈に分かれる。

脳梗塞(Cerebrovascular disease)
90%が内頸動脈の分布域に起こり
さらに中大脳動脈が60~70%で起こる。
それは心臓の左心房が大動脈弓を通り
内頸動脈に連結してしているため
左心房にある血栓が内頸動脈で分布領域で
梗塞しやすいのである。

脳梗塞を理解するうえでは血管の分布が重要。
特に内頸動脈から分布する
中大脳動脈は梗塞頻度が多い。
梗塞部位を把握する際に、
血管の解剖学的知識があれば
脳のどの領域の血行が遮断されるのか
明確になってくる。
関連記事

Category:

TB: 0  /  CM: --

top △

脳血管の輪 ウイリス動脈輪 

首の前側からは総頸動脈
首の後側からは椎骨動脈
そしてそれぞれは頭蓋内に入り、
輪を作って交わる。
これがウイリス動脈輪である。
前面の総頸動脈内頸動脈となり
前大脳動脈中大脳動脈に分かれる。
そして後面の椎骨動脈脳底動脈となり
後大脳動脈に繋がる。
そしてその後大脳動脈は後交通動脈を介し
内頸動脈に繋がる。

このように頭蓋内で各血管が輪の様に
繋がりあっている。
そのため一方の血流が低下したときに
側副の血流を増加させる。
脳内の血流はこういった作用により
ある程度守られているのである。

図参照
関連記事

Category:

TB: 0  /  CM: --

top △

脳血管の主要動脈閉塞の症状 

脳血管の主要動脈閉塞の症状は
Masuhrらにより報告されている。

前大脳動脈(Anterior cerebral artery)
 ・不全片麻痺(片側感覚消失を伴うこともある)
   →運動性・感覚性ホムンクルスの麻痺
 ・膀胱の機能不全(BLadder weakness)
   →皮質膀胱中枢の麻痺

中大脳動脈(Middle cerebral artery)
 ・主に上腕と顔面の不全麻痺(片側感覚消失を伴うこともある)
   →ウェルニッケ・マン型(Wernicke-mann type)
 ・失語
   →優位半球が障害されると起こる

後大脳動脈(Posterior cerebral artery)
 ・片側感覚消失
   →視床の血管が障害されることで
    求心性感覚線維はすでに交差しているので
    対側感覚が障害
 ・同名半盲(Hemianopia)
   →後頭葉の鳥距溝にある視覚野の血管が
    障害されることで起こる

中でも中大脳動脈は左心室、内頸動脈から連続するため
血栓の影響を受けやすい。
内包や被殻などの基底核の血液循環も影響しやすく
錐体路・錐体外路ともに障害を受けることが多い。
それにより随意運動・不随意運動ともに影響が出現し、
運動系の障害と症状が出現する。

1)Masuhr,K.F.,M.Neumann:Neurologie,5.Aufl.
 Thieme,Stuttgart 2004
関連記事

Category:

TB: 0  /  CM: --

top △

ブロードマンの脳地図 

ブロードマンの脳地図は、コルビニアン・ブロードマンによる
大脳新皮質の解剖学・細胞構築学的区分の通称である。
1から52までの番号がある。細胞構築の特徴は
神経細胞の情報処理特性と関係していると考えられており、
脳機能局在論では領野を示すのにこの区分がよく用いられる。

52まですべて覚えることは大変なため
主要な部分を記憶しておくとよい。

 一次運動野(4)     :随意運動
 前運動野,補足運動野(6) :随意運動の補佐(相反抑制などに関与)
 一次感覚野(3,1,2)   :感じる(3→1→2と詳細に)

 運動眼野(8)      :目の動き
 視覚野(17,18,19)    :見える(17→18→19と詳細に)
 聴覚野(41,42)     :聴こえる(41→42と詳細に)
 
 前頭連合野(9)     :運動と感情の統合
 頭頂連合野(7)     :視覚と感覚の統合
 
 前頭眼野(10)      :情動
 前頭眼窩底面野(11)   :情動
 
 ブローカー野(44)    :運動性言語
 ウェルニッケ野(22)   :感覚性言語
関連記事

Category:

TB: 0  /  CM: --

top △

神経の繋がり 

神経は頭から指の先までつながっている。
頭では脳神経という
中枢神経(CNS:central nervous system)が通り、
背中からは脊髄神経という
末梢神経(PNS:peripheral nervous system)が通っている。

脳神経表面灰白質内部白質である。
内部のほうが神経細胞が豊富であり
灰白質(Gray matter)に見える。
また脊髄神経表面白質内部灰白質である。
外部の白質は髄鞘の関係で
白く見える(White matter)。

神経細胞の多いところは細胞とシナプスの関係で
灰白質となり、また軸索(Axons)の多いところは
白質となる。

そしてこれらの神経が外部の感覚(外的知覚:exteroception)を
内部の感覚(内的知覚:enteroception)と統合し、
運動を起こしながら環境と適応していく。
神経とはヒトと外部環境を繋げる
大切な器官である。
関連記事

Category:

TB: 0  /  CM: --

top △

神経細胞とグリア細胞 

神経細胞は脳の一部の領域を除いて分裂はしない。
しかし神経細胞でない神経膠細胞は分裂し続ける。
これはグリア細胞(glial cell)とも呼ばれ、
ヒトの脳では神経細胞の数十倍の
細胞数が存在しているとも言われている。
gliaはギリシャ語のglueで膠(にかわ)に由来する。

以前は神経細胞が脳のネットワークを作り,
グリア細胞は補佐すると考えられてきた。
最近ではシナプス形成をコントロールし、
記憶や学習の中心的役割と
なっている可能性も高いと言われる。

これにより今までのニューロン中心だった
脳のモデルが劇的に変化する可能性もある。
科学というのは何か一つの手掛かりにより
今までの定説が覆されることが度々ある。
人間が人間を知っていくということは
まだまだそう簡単にはいかないのかもしれない。
それは科学が進歩した今でも、
経済や政治、人々の幸福など
何一つ解決していないことが物語っている。
関連記事

Category:

TB: 0  /  CM: --

top △

ニューロンの働き 

ニューロンとは神経細胞であり、
細胞体とその中心にある
周りに枝のように広がる樹状突起
そして突起上に伸びる軸索から構成される。

樹状突起は情報を受け取り
軸索は情報を発信する。

ニューロンは刺激が入ると
発火し活動電位を生じさせる。
そしてその刺激はある一定の量である
脱分極閾値を越える必要がある。

要するに、ある量以上の刺激が入ると
スイッチをONにし、情報を伝えるのである。

このスイッチがONになることを
膜電位(Membrane potential)の変化といい、
興奮する変化を興奮性シナプス後電位
(EPSP:Excitatory PostSynaptic Potential)
抑制する変化を抑制性シナプス後電位
(IPSP:Inhibitory PostSynaptic Potential)
という。
これにより細胞間の情報伝達が行われている。
人間の脳のネットワークも機械と同じように
スイッチがONになったりOFFになったりしながら
全体の機能で微調整を行っている。

こういった目には見えない物を
考えていくことはイメージしにくく難しい。
ブログを書いている間にも
いろいろなニューロンの膜電位が起きているのだと思う。
関連記事

Category:

TB: 0  /  CM: --

top △

運動系の障害部位と麻痺の種類 

運動系のどの部位が障害されたかによって
出現する症状は変わってくる。
大脳皮質運動野(Motor cortex)からの
運動の命令は内包を通り脳幹へと伝わる。
脳幹では大脳脚錐体を通り
錐体交差をし脊髄へと流れていく。

そしてどの部位が障害されるかにより
弛緩性の不全麻痺になるのか
痙性麻痺になるのか変わってくる。
錐体外路が障害されると痙性麻痺となる)

皮質近傍の障害
 反体側の弛緩性の不全麻痺
  →錐体外路は障害されないため
   痙性麻痺にならない。

内包の障害
 反対側の痙性麻痺
  →内包に入る前に錐体路と錐体外路が
   混じり合った線維となる

大脳脚の障害
 反対側の痙性麻痺
  →錐体路と錐体外路が入り混じった
   狭い線維を通るため

橋の障害
 反対側の弛緩性の不全麻痺
  →線維の割合が広いため
   全ての線維が障害されない

錐体の障害
 反対側の弛緩性の不全麻痺
  →錐体の部位には錐体外路はないため
   障害されない(錐体外路は錐体の背側)

このように痙性麻痺になるか
弛緩性の不全麻痺になるかは
錐体外路が障害されるかどうかが大きい。

内包と大脳脚は錐体路と錐体外路が入り混じった
線維となるために痙性麻痺となりやすい。

皮質近傍は錐体外路が通らない。
橋は線維の割合が多く、全てが障害されない。
錐体には錐体外路が通らない理由から
弛緩性の不全麻痺となりやすい。

※痙性麻痺は錐体路でなく錐体外路の障害による
 とする説が1960年代以降は定説。

※錐体外路という神経路は解剖学的には存在しなため、
 錐体外路という用語は不適切であり使用頻度は減ってきている。
 錐体外路は錐体路に対立するものとして、
 基底核から脊髄へ下行性の投射があるものと
 以前考えられていた名残。
 大脳基底核からの出力は大脳新皮質運動野を
 介して出力されるものが大部分である。

関連記事

Category:

TB: 0  /  CM: --

top △

錐体路 

錐体路は一般的には抑制性の神経と言われるが
本来は混合性の神経。
興奮性の神経と抑制性の神経の両方が
混在している。
随意運動を司る。

興奮性の神経が障害された場合は
神経の伝達はされなくなる。
抑制性の神経が障害された場合は
興奮性になる(痙縮)。
両方が活動している場合は
興奮性が優位になる。

経路は大脳皮質運動野→内包→脳神経核の運動核
→延髄→錐体交叉
 →前皮質脊髄路 (約20%)
 →外側皮質脊髄路(約80%)→介在ニューロン→α運動ニューロン

錐体路徴候
 ・痙縮の出現
 ・深部腱反射亢進
 ・病的反射の出現
 ・共同運動
 ・連合反応    がある。

随意的な運動に関与する錐体路。
主に腕や手などの細かな運動を生じさせる。
コップを口に運ぶ。
卵を割れないように手で運ぶ。
などに影響を及ぼす。
関連記事

Category:

TB: 0  /  CM: --

top △

医学そしてテーゼとアンチテーゼ 

医学とは
生体の構造や生理機能についての
考察、疾病の症状、原因を調査し、
診断、治療、検査、予防等の
研究診療を行う学問である。

日本の場合、江戸時代はオランダ医学、
明治維新になってイギリス医学、
普仏戦争の後はドイツ医学に変わった。

現在は西洋医学が主流だが
世界各国には様々な医学があり
中国伝統医学、イスラーム医学、
歴史の長い医学としてギリシャ医学 、
中国医学 、チベット医学、
ユーナーニー医学(イスラム医学) 、
アーユルヴェーダ(インド伝統医学)、
などあり、現在でも用いられている現役の医学である。

医学の相違は、治療方法の違いより
考え方(理論)の違いで判断されるている。
解釈の違いによって病気の姿が変化する。
これは同じものを見ても描く人によって
違った絵画になることに似ている。

コインの表と裏、
テーゼとアンチテーゼとも言える。
表しか知らない者にとっては裏のことはわからない。
知ったものしか理解できないので
わからないまま相手を否定することも多い。

ソクラテスは「暗闇しか見たことないものは
太陽の光を理解できない。
太陽を見たことがあるものだけがその意味を知る。」
全ての物事には表と裏があることが自然だ。

それぞれの考え方にメリットもあればデメリットもある。
絶対的なものなど存在せず、
自分の見たいものだけ見え、
信じたいものだけ信じるのが人間である。

しかしものの見方・考え方により
森羅万象が違った姿に見えてくることに気づくことが
物事の本質を突くためには必要なことではなかろうか。

これは理学療法の分野でも言えることである。
様々な手技療法がある中である手技にこだわることで
他の手技を否定してもしょうがいない。
様々な手技にはものの見方・考え方が違い
メリット・デメリットが存在する。

また人の価値観においても同様だ。
あの人のこういうところがダメ。
嫌いというのも同じことが言える。
神経質な人はよく気が利く。
おおざっぱな人はおおらかだ。
それぞれメリット・デメリットがある。

悪いほうが見えているのは
ただその人が嫌いというか
その人の価値がわかっていないのである。
特に自分と正反対の価値観の人ほど
自分にとって大きな価値があるにもかかわらず、
自己肯定するために否定してしまう。

医学は広義では自然科学に位置付けられる。
自然という広い分野を客観的に捉えるためには
好きとか嫌いとかいう偏った知識や思考では
困難である。
ましてや医療という人を診るという
主観性も必要となれば
不安や苦しみや悲しみ、痛み、悩みなど
自分の価値観では受け止められないような
多くの要素が存在する。

幅広く多くのことを知っていくことと
好きや嫌いを越えて
多くの考え方を取り入れる柔軟性を
これからも忘れずに行きたいと思う
関連記事

Category: 哲学・思想

TB: 0  /  CM: --

top △

国家試験合格率から言えること 

理学療法士・作業療法士のサイト 療法士.com
第46回の理学療法士国家試験は

出願者数10729名
受験者数10416名
合格者数 7736名

合格率  74.3%

という結果である。74.3%というのは
いままで見たことない数字なので
驚きを隠せなかったのを覚えている。

理学療法、作業療法、言語聴覚療法は
十数年前は学校数が少なく狭き門だった。
しかし規制緩和により平成12年以降より
養成校の新設ラッシュが生じ
有資格者が過剰輩出される事態になっている。

現在理学療法士の数はアメリカを抜き、
世界第一位となっている。

数が多いことが問題なのだろうか。
質が低下するのが問題なのだろうか。
論点はこの2点となることがほとんどである。

数が多いと就職先がなくなってくる。
これは職域の拡大が必要になってくる。
質が低下すると療法士の価値も下がる。
専門性が低下し誰でもできると思われる。
この2点に短期的にアプローチを加える方法が
国家試験の合格率を下げるということである。
これで数も減らせるし、質も確保できるといった
発想なのだろう。

経済や社会の流れは自然の流れと似ており、
人間の介入でもコントロールできないことが
多いとされている。
時代の変化は著しく国民のニーズや環境の変化も
起きてきていて当然だ。
私たちができることは自然の流れをしっかりと
見極めることである。
流れに逆らうのではなく、流れに沿って
どういった力を発揮できるのか
ただそれに集中することが大事である。

自分のため、患者のため、そして社会のため。
この3点が繋がらなければどの職種であっても
けして長くは続かない。
それは今までの歴史や出来事からしても
明白な事実である。
社会がどういう状況で
私たちに求められているのは何なのか?
この問いに答えるこそ
本質的なアプローチと言えるのではなかろうか。
関連記事

Category: ブログテーマ

TB: 0  /  CM: --

top △

錐体外路 

錐体路随意運動を司るのに対して、
錐体外路不随意運動を司る。
随意運動はコップを口に運ぶなどの
腕や手の細かな運動が主である。
また不随意運動では歩くや走るなど
体幹や下肢の筋の意識にはない
自律的な運動が主で運動学習なども
これに当てはまる。
錐体路と錐体外路は密接に関係しあうので
単独の障害が生じることはほとんどない。

錐体外路では皮質運動野の情報が
基底核に入ることで
いくつかのループに別れるのが特徴である。
基底核では被殻(Putamen)→淡蒼球(Giobus pallidus)
視床(Thalamus)→尾状核頭(Head of caudate nucleus)と流れ
また被殻に戻る。
皮質運動野からの情報はこのループ内で
調節され被殻と淡蒼球から
黒質(Substantia nigra)を通る。
黒質からは反対側の赤核を介し
脊髄に向かう。
これが視蓋脊髄路という経路である。

またこれに小脳からのフィードバックが入ると、
一方は赤核へ流れ脊髄に流れる
赤核脊髄路となる。
またもう一方は赤核で二つに分かれ
網様体脊髄路前庭脊髄路となる。

錐体路・錐体外路ともに脊髄の下行路と呼ばれる。
錐体路は錐体外路という神経路は
解剖学的には存在しないことから
錐体路を脊髄の外側の下行路とし、
錐体外路を脊髄の内側の下行路と
説明されることもある。
この場合、錐体路は外側皮質脊髄路を指し、
錐体外路は赤核脊髄路を指すことが多い。
この辺りは少しややこしいところである。

※日本の場合は錐体外路に線条体を含めて考えるため
 文献によりいくつか違いが存在する。
関連記事

Category:

TB: 0  /  CM: --

top △

固有感覚 

固有感覚とは筋紡錘、腱紡錘、
関節受容器からなる
空間における四肢の場所と
関連する感覚
である。
位置覚、運動覚とは異なる。

 位置覚 :互いの四肢の場所
 運動覚 :運動の速度や方向

固有感覚には
意識にのぼらないもの
意識にのぼるもの
の2種類がある。

意識にのぼらない固有感覚
脊髄小脳路を経路とし、
前脊髄小脳路(ガワーズ路:tract of gowers)
後脊髄小脳路(フレクシッヒ路:tract of flechsig)
に分かれる。

意識にのぼる固有感覚
脊髄の後索路(薄束、楔状束)
→薄束核、楔状束核
→視床→感覚野(中心後回)となる。
また意識にのぼる固有感覚は
繊細な触覚と同じ経路となる。
(パチニ小体から薄束、楔状束と流れる)
ちなみに粗い触覚は前脊髄視床路を
経路とする。

認知運動療法などでは触覚を利用し
感覚入力を行い運動に繋げるというものがある。
これは上記の意識にのぼる固有感覚は
触覚と同じ経路となるため、
このような方法を利用する可能性もある。

感覚でのアプローチでは
意識にのぼる固有感覚とアプローチは可能であるが、
意識にのぼらない固有感覚については
困難である。

また運動においても意識して行える
錐体路系の外側皮質脊髄路は
脊髄下行路でも10%程度である。
重要なのは歩行などの無意識で行われる
錐体外路系の網様体脊髄路や赤核脊髄路などであり、
こちらが脊髄下行路の90%を占める。

感覚・運動ともに意識にのぼらないもの
無意識で行われるものの方が割合は多く、
しかも重要である。

こういった本人自身でモニターできないものを
セラピストがいかに捉えていくか。
という点がアプローチの中で
大きな手がかりになりそうな気がする。
関連記事

Category: 神経

TB: 0  /  CM: --

top △

脳神経系の確認ポイント 

脳神経系の疾患を診ていく場合、
臨床所見と画像所見ともに
専門的な知識が必要となる。

理学療法士であっても
どの部位に問題が生じているのか
ある程度知っている必要がある。

問診では
主訴現病歴既往歴家族歴
確認する。
主訴では本人の訴えと家族の訴えに
ズレがないか確認する。
ズレがあると後の目標設定に
影響を与えるためである。
また現病歴は予後の判断材料になる。
既往歴はリスク管理や関連因子の
情報となる。
家族歴は神経疾患は遺伝的要素も多いため、
キーパーソンに同じ病気のものがいないか
確認することでマンパワーの予測を
行うことができる。

問診である程度の概略と情報が得られたら、
検査により臨床診断を行っていく。
具体的にはまず病変部位広がりを確認。
そしてその病変はどの系に関連するのか
考えていく。
これにより脳のどこがやられているのか
神経解剖的に考える材料となる。
そして血管の経路神経の経路が分かれば
関連して障害が出てくる場所の予測も
行うことができる。

血管の経路では特に梗塞や出血を
起こす部分を把握する。
また血管がどのように流れるかで
詰まった部分の末梢にどういった部位が
存在するか予測することができる。

神経の経路では重要な
錐体路・錐体外路・小脳・感覚路・
パぺツ回路・ヤコブレフ回路を
把握することでどの系に影響がでるかも
把握することができる。

脳という部位は非常に精密にできており
どこから勉強していけばいいのか
見当がつかなくなることが多い場所だ。
情報収集から思考展開までに必要な
手続きを学習していくことで
より適格な判断材料になるのではなかろうか。
関連記事

Category:

TB: 0  /  CM: --

top △

ウイリス動脈輪 

ウイリス動脈輪
ウイリス動脈輪




ウイリス動脈輪の略図
ウイリス動脈輪 略図

脳血管の輪 ウイリス動脈輪
関連記事

Category:

TB: 0  /  CM: --

top △

ブロードマンの領野 

ブロードマンの領野
ブロードマン1
ブロードマン2


ブロードマンの脳地図
関連記事

Category:

TB: 0  /  CM: --

top △

2011-06
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。