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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

2014年11月の記事一覧

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凡人と奇人 

自分のことばかり考えても、人から嫌われる。
かといって他人のことばかり考えても、面白くない。
そんな狭間で悩んでいる人は少なくないらしい。

普通の人は常識的に振る舞うことができる。
これは自分の気持ちが違ったとしても、
臨機応変に時・人・場所に合わせて合わせていく。
自分に対する嘘が多くなってしまうことで、
ストレスが多くなる傾向もある。

それに対して奇人や変人といわれる人は、
他人のことをいっさい気にしない。
自己中心的であり、常識にとらわれないところもある。
逆にいうと嘘をつくことがなかなかできない。

常識というのは時・人・場所によって変わる。
周りの空気を読みながら、それを察知し
自分の気持ちを押し殺しながらも合わせることは
環境に適応して生きるためには重要なことも多くある。
しかしながら自分の力を最大限に発揮するためには、
この環境に合わせる力だけではどうにもならない。

自分本来の力を出すためには他人を気にすることはできなくなる。
これらは人によって能力が分かれるところがあるが、
まずは環境に合わせていく。
うまく人間関係を作ることで、仲間ができ、
良い環境を形成する土台となる。
そして周りの環境をしっかりと見渡し、
どの部分で自分の力がいかすことができるかを見定める。

これは自分の力の必要な部分を選択し、
集中することにも繋がる。
「優しいけど少し頼りない。」
これは相手に合わせることに重きをおき過ぎて、
自分の力が発揮できていないことでもある。
また「少し偏屈で変わった人。」
これはあまりに自己中心的すぎて、
相手に合わせることがまったくできていない状態。

最近、なんかうまくいってないと感じたら
これらのバランスを変えてみると良いかもしれない。
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Category: 哲学・思想

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笑うということ 

笑う時の表情は目の周囲がぎゅっと細くなり、
口の端が引き上がるとともに口の周囲が締まる。
恐らく眼輪筋と大頬骨筋、口輪筋などの顔面の筋が働く。

笑が生じる時は視床下部の乳頭付近が
興奮することが知られている。
また大脳基底核腹側部の側坐核の入力が、
顔面神経核の信号となり笑いが生じている
可能性も示唆される。

副交感神経が優位となり、
顔面の血管の拡張による顔面の紅潮。
気道の平滑筋の収縮により声の変化。
血圧や心拍も減少する。

こうした笑いは精神状態も反映する。
うつ病などの精神疾患のある患者では、
笑いが著しく減少する特徴がある。
人と人とが笑顔でいれることは
お互いが精神衛生上良好な状態であるとも言える。
またお互い笑い合える環境をつくれるかどうかは、
そういった面で大切なことかもしれない。
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Category: 心理学

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3日坊主の対処法 

3日坊主。誰もが一度は耳にすることがある。
これはお坊さんの出家が長続きしなかったことからくる、
ことわざからうまれたものである。

僧の修行というものは、早朝からお勤めが始まり、
食事も粗食で規則正しい生活を強いられる。
出家しても、中途半端な気持ちでは修行の
厳しさを乗り越えられず、三日経ったら還俗
してしまう人がいることから出た言葉である。

人間の脳は感情を表出しても長くは続かないようにできている。
やるぞ〜と思った気持ちも時間が経つと
薄れてしまうのは自然なことである。
感動したり、怒ったり、緊張したり、悲しんだり。
そんな感情が3日以上も続いたらどうなるだろうか。
精神衛生上よくなかったり、日常生活に支障をきすこともあるだろう。

患者さんへの指導で姿勢指導をすることはよくあると思う。
腰痛や肩こりはほぐして楽になるが、
姿勢を改善しなければ何度でも繰り返してしまう。
こうした問題を改善するためには三日坊主に対して、
どう考えれば良いのかが重要になる。

それではこのやる気を維持するためのコツについて述べていく。
まず目標を視覚化する。
目に見える形で目標を掲げることで、
やるぞ〜と思った気持ちを再確認することができる。
また日常生活の様々なタスクが生じても、
目標が埋もれないようにするためにも繋がってくる。
次に行動を数値化する。できたかできていないか。
どのくらいできたのか。あとどれくらいできれば良いのか。
こうした現在の状態を把握することは、
行なったことが目標に近づいているかどうか効果判定をしたり、
目標に近づいていることに対する
モチベーションを維持する目的にも利用できる。
最後に褒美を与える。行動を起こす燃料は長続きしない。
強い気持ちであっても時間が経つと埋もれてしまうことも少なくない。
こうした中で、こまめにご褒美を与えることは有効である。
また行動をはじめて習慣化してない場合でも、
ご褒美を与えることでうれしくなり
自然とその行動をしてしまう心理を利用できる。

なかなか行動が長続きしないという3日坊主。
何のためにやるか。
どのくらい達成できたか。
いい調子だ。その調子だ。
これら3つが長期的なモチベーションとなるためには、
重要な役割を果してくれそうである。
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Category: 心理学

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慢性疾患の考え方 

高齢化に伴い慢性疾患が多くなっている現在、
リハビリテーションに対する考え方も変化が必要である。
組織の損傷として考えた場合は、
組織の回復とともに機能改善を進めていくことになる。
しかし、慢性疾患を考えた場合はこの考えは当てはまらないことも多い。
受傷機転が曖昧で、症状も良かったり悪かったりする。
組織は通常回復していくはずなのに、
なぜ良かったり悪かったりするのだろうか。

慢性疾患を考えるとき、炎症を伴う強い症状の場合は
組織の損傷として捉えることも場合によっては必要である。
しかしながら、悪化が日常生活によって生じているのであれば、
根本的に改善すべき問題は身体機能ではなく、
日常生活での姿勢や使い方になってくる。

例えば座っていると痛くなってくる人がいたとする。
この場合、どうしても患者さんは
「この腰は悪いんじゃなあ・・・。」と思ってしまう。
療法士も「椎間板が・・・。」とか「どうしても歳の関係で・・・。」
など話してしまうこともあるかもしれない。
確かに、画像所見による変性や加齢の影響などもあるかと思うが、
おかしなことがある。
痛みは良かったり悪かったりするが
変性や加齢は急激に変化するものではない。
痛みが楽な時は変性が改善しているわけでもなく、
年齢も若返っているわけでもない。
筋の緊張であれば変化しやすいものなので一理あるが、
この緊張に影響しているものは何だろうか。
ようするに姿勢や使い方である。

炎症がなく、骨折もない。神経症状もないなどの
レッドフラッグからはずれる疼痛の場合は、
症状はそこまで緊急性の高い重大な問題ではないことも多い。
こういった症状は身体は
体が痛んでいることを教えてくれているのではなく、
「この使い方だと、後々痛んでしまうよ。」
ということを教えてくれているのである。
「この痛みは正常なもので体が異常なわけではないですよ。
 ただ、今の姿勢や使い方が体の負担になっているのを教えてくれてるので、
 痛みが出ない姿勢や使い方に変えるとうまくいくことが多いです。」
などと話をすると、安心するとともに、
日常生活を気をつけるという動機付けに繋がりやすい。

一度強い痛みを経験するとどうしても、
痛みに敏感になり不安となりやすい。
痛みの意味をしっかりと把握し、日常生活そのものを見直すことが、
慢性疾患を考える上で重要な部分といえるのではないだろうか。
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Category: 高齢者

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考えるということ 

何か問題があったり、新しく何かを作り出したり、
人はその都度、考えるという行為を行なう。
自分で考えてうまくいく場合と、
うまくいかない場合はいったい何が違うのだろうか。

考えるということは何なのだろうか。
少し考えてみたいと思う。
考えは知識経験によるものが大きいことは
皆が感じることではないだろうか。

知識は勉強によって得られることも多く、
歴史や客観的な事実を元に捉えるのが特徴である。
机上の空論となりやすいことと、
目の前の出来事や相手に当てはまらないことがあるので、
その点に関して注意する必要がある。

経験は人付き合いや遊びの中から得られるものも多く、
自分の体験からの想像となることが多い。
経験値により幅が大きい特性がある。
また経験は感情的な要素も大きいので、
ポジティブかネガティブかどちらかに大きく傾く。
褒められる教育が多かったり、
うまくいった経験が多い場合はポジティブになりやすい。
逆に叱られる教育が多かったり、
失敗した経験が多い場合はネガティブになりやすい。

今ある知識を元に考えたり、今までの経験から考えたり、
考えるといっても人によって考え方は様々である。
知識や経験がない出来事が生じると人は不安になる。
怒り落ち込みの感情が生じ、
考えることは困難となり同じ感情を繰り返しやすい
悩むといった状態に陥ることになる。
不安になるときは知識や経験の要素が足りず、
その出来事を対処するスキルがない状態である。

経験したことがないので、経験から学ぶことになるのだが、
はじめてのことであるとどうしても不安が生じる。
こうした場合は自分で努力するには勉強すること。
また他人の力を借りるときは相談すること。
またどうしても無理だというときは環境を変える
要するにその出来事を回避する。という方法もある。
しかし、回避ばかりしていくとスキルはいっこうに伸びないので、
知識と経験を積み重ねていき、様々な問題を解決できるための
スキルを学んでいく必要がありそうである。考えるということ
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Category: 哲学・思想

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人と人が繋がるための脳 



生活をしていく中で、人間関係の問題は尽きない。
コミュニケーションを通じて相手の気持ちを理解していくが、
言葉によるコミュニケーション以上に、
言葉以外のコミュニケーションの影響が大きい。
これらの相手の気持ちを読み取るために、
気持ちを理解したり、顔の表情を読み取ったり、
意思決定をしたりをそれぞれの脳の領域で処理をしている。

気持ちの理解をする情動認知は扁桃体。
顔の表情を読み取る相貌認知は側頭葉下面。
意思決定をするのは眼窩前頭野。
また相手の気持ちを読むために働くのは、
内側前頭前野や側頭頂移行部(後側上側頭溝)1)。
そして共感に関わるとされるミラーニューロンは
前頭葉と頭頂葉が関与する2)とされる。

脳は人間のエネルギーのうちの20%を消費するといわれる。
社会的に適応するために脳は他の組織よりも
多くのエネルギーを必要としていると考えられる3)。
これらのことからも人と関わるためには、
脳の状態が良好であることが必要である。
睡眠状態やストレスコントロールを十分に行なえてこそ、
人と人とは円滑な関わりが可能になるものだろう。

1)CD Frith,U Frith.Interacting minds-a biological basisi
 Science:1999,286(5445);1692-5
2)Giacomo Rizzolatt:,Laila Craighero.The mirror-neuron system.
 Annu.Rer.Neurosci.;2004,27;169-92
3)Humphrey N.in Growing Points in Ethology:The social function of
 intellect,eds Bateson PRG.,Hinde RA(Cambridge University Press,
 Cambridge,),1976,pp303-317
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理屈と行動 

わかっているけどなかなか止められない。
わかっているけど思い通りにいかない。
理屈と行動が伴わない。こういったことは誰でもある。

患者さんの指導においても姿勢がよいほうが、
痛くないのはわかる。けどついまた悪い姿勢をとってしまう。
やり過ぎたら痛くなるのはわかっとるけど、
調子が良かったからついやってしまった。
会話の中でよく聞かれる言葉ではないだろうか。

人は理屈通りになかなか動くことができない。
それは子供の頃から私たちも経験していることである。
勉強しないといけない。
学力があったほうが人生の選択肢は増える。
わかっている。でもどうしてもできない。
部活をしていて、人より努力しなければ、
人よりはうまくならないのはわかっている。
しかし、ついもっと自分に才能があったら・・・
などと楽な妄想による合理化で片付けようとしてしまう。

もし理屈通りの行動ができるなら、
有名大学も夢ではないし、部活でも大活躍できたかも知れない。
しかし、不思議なことに勉強をしようと思っている時に、
母親から「勉強はもうしたの?」と正しいことを言われても、
なぜか腹が立ち、一気にやる気をなくしてしまう。

人は正しいことだとわかっていても、
正しいことを言われたとしても理屈通りにはいかないものである。
それは自分でもそうなのだから、
患者さんに話してもそう簡単にはうまくいかない。

理屈は物事の優先順位を組み立て、
選択し、行動の準備をするために特に重要である。
しかし、行動には基本的に習慣というものが根付いており、
強い意識か、感情に働きかけなければ変えることは難しい。
強い意識には目標を立てることが重要であり、
感情に働きかけるには簡単にいうとアメとムチである。
楽しく気持ちよいことに人は動き、
しんどく辛いことは避けようとするためである。

習慣を変えるための環境づくりに関しては、
患者さんだけでなく私たちもどう関係性をつくるかも
大切な役割なのかもしれない。
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Category: 心理学

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社会情勢とニーズ 

医療現場では病院があり、職員がいて患者さんがいる。
基本的には患者さんのニーズやデマンドを捉えて、
病院を変えていくことが必要である。

これは飲食店でも同じであり
お客さんが欲しいと思い求めるものを
提供するお店が人気が出る。
しかし、飲食店はサービスの内容や値段設定などを
お店独自で工夫し変更することが可能であるが、
病院は基本的には国がサービスや値段の設定を決めている。
これに関わるのが診療報酬であり、
今までコーヒー1杯250円売るのにホールスタッフ1名でよかったものが、
診療報酬が改訂になるとコーヒー1杯が
100円でしか売ってはいけないことになり、
ホールスタッフも2名でないのいけないということが起きてしまう。
もしホールスタッフが2名集まらない状態で、
運営を続けていたら不正請求ということになってしまうのである。

そういうわけで患者さんのニーズやデマンドを
捉えることがもちろん大切ではあるが、
国の診療報酬の改定が直接大きく売り上げに関わり、
私たちの給料に関わってくることになる。
こういったころから社会情勢の影響を病院は非常に受けやすい。

職員はこうした状況を把握した上で、
いかに患者さんに説明し納得してもらうかが大切である。
今後、2025年問題や年金問題など
医療や介護に関わる問題は山積みである。
国の大きな舵取りとともに病院も大きく方針を変える必要も出てくる。
私たち職員はある程度の大局を捉えつつ、
どういう方向に流れが生じているのかを見定めた上で、
それぞれのやるべきことを考えていく必要が出てくる。
私たちはプロとして専門的な知識と技術で患者さんをアプローチする。
しかし、その前にこうしたプロとした力を生かすための
環境づくりが必要になってくるのではないだろうか。医療情勢とデマンド
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Category: 医療

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コミュニケーションのポイント 

他人とコミュニケーションをとる時に、
自分と相手との間に何か違いや違和感を感じることがある。
そういう時には相手にもそれを感じ取るので、
信頼関係を築くのに影響することがある。
また、なんだか相手とものすごく合う感じがすると
短い間でも信頼関係を築くこともある。
こういった経験は誰しもが少なからずあるのではないだろうか。

人はコミュニケーションを行なう時に、
言語以外の要素を多く受け止めている。
いわゆる5感を使っているのだが、
5感には視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚があるが、
コミュニケーションには視覚聴覚そして、
その他をまとめた身体感覚として3つの感覚を用いることが多い。
人それぞれにそれらのどの感覚をメインに
用いているのかを知ることで相手に合わせることができる。

相手と良好な関係を用いるのであれば、
まず相手に合わせていき信頼関係を築き、
そこから自分を相手に伝えていくという順序がうまくいきやすい。
はじめから自己主張が強い人だとどうしても敬遠される。
自分の話を聞いてくれる人に人は安心感を感じる。
まず相手のダンスを踊り、信頼関係を築いたら、
今度は自分がリードし相手によい影響を与える
こと。
相手に対するこういった気遣い、思いやりの流れが
お互いの価値観を分かち合う上で大切である。

相手と合わないと相手のせいにするのではなく、
まず相手の価値観、考え方をがっちり受け止める気持ちが
とても大切になってくる。
次回はこのコミュニケーションに用いる、
視覚・聴覚・身体感覚についての見分け方について説明する。
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Category: 会話

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コミュニケーションと優先する感覚 

相手とコミュニケーションをする時に、
人それぞれに優先すべき感覚は違う。
うまく信頼関係を気づくためには価値観や考え方を
しっかりと受け止める必要がある。

そのためには相手がコミュニケーションに優先的に用いる
感覚を認識しておく必要がある。
大きく分けると視覚と聴覚と身体感覚に分かれるが、
どのように見分けていけば良いのだろうか。

見分けるためのポイントは
使う言葉目の動き手の動きである。
それでは視覚・聴覚・身体感覚の順に説明していく。

まず視覚優位の人は、
使う言葉に見えるという言葉を良く使う。
「あなたの話はよく見えない」
「この計画は○○のように見える」
何かの説明をするときも目で見えたことを
説明する傾向がある。
目の動きは上の方を向くことが多い。
手の動きでは頭の中にある形を手でなぞる傾向がある。

次に聴覚優位の人は、
使う言葉にリズムや聞こえるという言葉をよく使う。
「あの人とはリズムが違う」
「その話は○○のように聞こえる」
何かの説明をするときも耳で聞こえたことを
説明する傾向がある。
目の動きは左右によく動かすのが特徴である。

最後に身体感覚優位の人は、
使う言葉に感覚に関わる言葉をよく使う。
「何となく感じがいい。」
「鳥肌が立ちそうな感じ。」
何かの説明をするときも感触や体の感じを
説明をする傾向がある。
目の動きは下に向くのが特徴である。

その他には視覚優位の人は前のめりで呼吸は浅い。
早口で話が飛びやすいく、見かけを大切にする傾向がある。
聴覚優位の人は言葉を大切にし論理的である。
音に敏感なため音楽や電話が好きな反面、雑音が苦手。
身体感覚優位の人は距離感が近く、呼吸はゆっくりである。
言葉はゆっくりとしたテンポで話し、
感触や感じを大切にし居心地の良さにこだわる。

コミュニケーションにおいての相手の優先にする感覚を合わせることで、
より円滑なコミュニケーションを用いることが可能になる。

VAK.jpg
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Category: 会話

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日常生活の指導 

外来患者さんへのリハビリテーションを行なう上で、
日常生活の指導は非常に重要になることは言うまでもない。
「リハビリの後は軽くなるんじゃけど、
 またすぐに元に戻ってしまうわ。
 ずっと戻らず調子が良かったらいいんじゃけど。
 先生が家に言えてくれたらええのに。」
このような言葉を聞いた時に
個人的には信頼関係がとれていて、
喜ぶべきところもあるのだが、
プロとしては反省すべきところでもある。

患者さんは療法士のアプローチに依存し、
なんで悪くなるのか。自分でどうすれば良いのか。
といった思考は行なわれていない可能性が推測される。

こういった部分で姿勢や動き方、そして考え方などの
日常生活でのコントロールが重要になるのだが、
説明も難しいし、納得してもらうことも
難しいと感じる人は多いのではないだろうか。

まず「姿勢や動き方を気をつけて下さい。」
というと何のどういうところを気をつけたら良いのか
曖昧で分かりにくところがある。
またこちらから、いきなり患者さんに提示するのは
患者さんとしても受け入れがたいところがあるかもしれない。
コツとしてはいかに信頼関係を築き、
それを維持しながら相手に納得してもらえるかである。
できれば相手に質問をし、相手の言葉から
その答えを導くことができればパーフェクトではないだろうか。

では具体的にどのような質問をしていけば良いのだろうか。
次回はそれについて述べていきたいと考える。
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Category: 日常生活の影響

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日常生活指導の伝え方 

患者さんに姿勢や動き方が
悪くなる原因となることを知ってもらいたい。
しかし、どのように伝えたら良いかわからない。
そういった疑問は耳にすることは多い。
ではどういった方法で促してあげれば、
患者さんの役に立てるのだろうか。
それについて私見であるが述べていきたいと考える。

まずは症状の出現するのはどんなときか質問する。
例えば「痛みが強くなるのはどういうときですか?」
できればオープンクエッションから。
答えが出てこない場合は徐々に
クローズドクエッションに切り替えていく。
「座ってるときと立っているときのどちらですか?」
「どの家事をしている時にきつくなってきますか?」
「歩いているときは大丈夫ですか?振り出す時?
 それとも踏みしめたときですか?」
痛みが悪化するときは悪化する姿勢や動作があるはずである。
要するに症状が出るのは、体が悪いからだと考えるのではなく、
そのような姿勢や動作が負担がかかっていると、
思考を変換することができれば対処することができる。

「お話の中で草抜きをしているときに、
 特に痛くなることが多いみたいですね。
 痛みが出る時にはそのときの動きや姿勢が
 負担になっていることを体が教えてくれてます。」
このような話の展開から、
こちらが一方的に提案をするのでなく、
あくまで相手の言葉に対して、否定を行なわずに
セルフイメージを変えることができる。
草抜きと痛みを関連づけすること。
痛みは組織の損傷といった
間違ったセルフイメージではなく、
侵害刺激によるサインという風に言い変えることで、
体に対するネガティブなイメージや、
痛みに対する恐怖心や不安感を和らげることができる。
そして姿勢や動きを気をつければ、
痛みが和らぐといった思考の変換は、
良い印象とともに動機付けに繋がる思考となる。

これらの話は言葉そのものよりも、
声や表情、タイミングなどの非言語による影響力が大きい。
相手と信頼関係を維持しながら進めることが重要であり、
質問や提案が相手を責めていると思われないことが大切である。
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Category: 日常生活の影響

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習慣を変えることは難しい 

習慣になったことをなかなか変えることは難しい。
タバコやお酒、お菓子など欲求に関わることは特に難しい。
患者さんに説明するが理屈通りにいけば良いのだが、
自分でも難しいものを説明だけで変えることができるのか?
こういったことを疑問に思うことも多いのではないだろうか。

理屈通りにいけばうまくいくのに、
理屈通りに人間は行動することができない。
これは人間には感情があるので、
それが邪魔してしまうことも多いのではないだろうか。

人間は基本的には苦痛を避け、快楽を求める傾向がある。
しかしながら、苦痛を避けることの方が
防衛本能の影響で優位である。
要するに良いことがあるとわかっていても、
変化によって、今より悪い状態になることを
恐れてしまうのである。

習慣というのは変えることが難しい。
人間は意識が1~3%。無意識が97~99%とも言われる。
習慣はほとんど無意識で行なわれているので、
変える必要があることを意識し、
実行するという学習が必要となる。
では習慣を変えるために必要な学習とは
どのような段階によって進んでいくのだろうか。
次回は学習の段階について述べていく。
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Category: 日常生活の影響

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学習の段階 

学習の段階は次のように分けられる。
まずは知らないしできない
次に知っているが、できない
さらに考えるとできる
そして考えなくてもできる
最後に人に教えられる段階である。
ではそれぞれの段階でのアプローチを説明していく。

まず知らないしできない
この段階はまずは知ることが必要である。
考えるのに必要な材料となる知識を提供する。
次に知っているができない段階では
頭ではわかっているが行動は伴っていない状態である。
頭に入っていることを実際に行動に移していくことが大切である。
さらに考えるとできる段階。
意識すれば行動ができる段階なので、
行動ができた時になんらかのご褒美を与えたり、
目標をこまめに確認し長期的なモチベーションに繋げていく。
そして考えなくてもできる段階では、
習慣となってきているのでそれを継続することが必要。
考えるとできる段階よりも意識する量も少なくすむので、
ここまでくると比較的順調に進む。
最後に人に教えられる段階。
これは無意識でもできる状態まできているが、
もう一度、どのような意識でここまできたのかを
振り返り、言語化していく必要がある。
行動そのものは無意識であるが、
それまでの感情や行動の動機付けなどをうまく言語化し、
相手に伝えていくことが必要となる。

現在の段階がどの段階なのかを確認し、
その段階に応じたアプローチが有効である。
段階に達していない状態でのアプローチでは
効果は困難であるので
的確に相手の段階を評価することが必要である。

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Category: 教育

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ティーチングとコーチング 

指導するとき、いまいちうまくいってないと
感じることは誰にでもあるのではないだろうか。
教え方も色々あり、こちらの言うことを行なわせる方法や、
相手に考えてもらう方法などに分かれる。
前者がティーチングで後者がコーチングと言われ、
自ら考える力をつけるためにはコーチングの重要性だと言われている。

しかし、コーチングを行なってもうまくいかないことはないだろうか。
コーチングの方法自体がうまくいっていないこともあるが、
指導する相手の心理状態がネガティブの状態や、
考えるだけの知識がない状態では有効に機能しないことがある。

ネガティブな状態では辺縁系が過剰に働き、前頭前野の働きは減少する。
それに伴い、未来の予測やメリット・デメリット、優先順位など
コーチングに必要な要素がうまく機能しない。

また考えるだけの知識がない状態でもうまくいかない。
思考というのは知識を元に形成される。
よって自分の知らない分野や経験のないことなどは、
コーチングがいまいちしっくりこないことは少なくない。

飢えている人に魚を与えるより、
魚の釣り方を促すほうがよい。
しかし、飢えがひどく今にも死にそうな時は、
まず魚を与える方が先である。
ティーチングでまず危機的な状況をなんとか脱し、
必要な知識を身につけた上で、
いかにコーチングで自律して能動的に行動することができるか、
この順序が大切なのではないだろうか。

ポジティブとネガティブ
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Category: コーチング

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言葉は省略される 

相手の言葉を理解するのは難しい。
相手の言葉は感情が入ることで
どうしても広く曖昧となってしまうためである。
省略歪曲一般化などが生じることで、
相手の言葉の表面的な意味はわかるものの、
本当に起きたことを理解することは難しいのである。
それではその言葉がわかりにくくなる、
省略や歪曲、一般化について述べる。

省略とはひとくくりの言葉にまとめて理解してしまうことで、
具体的には「いつ」「どこで」「だれが」
「どのように」「どうやって」「どんな」
などの5W1Hの他に誰かとの比較や評価なども
省略されやすくなってしまう。
「今日仕事でまた怒られた。いつも自分ばかり怒られる。」
この話においてもいつ、どこでが抜け落ちている他、
怒られた内容もどういった怒られ方をしたのか不明である。
「いつも自分ばかり」という内容は
誰と比較されているのかがわからないし、
「いつも」というのはどれ位の頻度かもわからない。
このように会話に用いられる言葉は
ずいぶんと省略されているものである。

歪曲とは話を省略する中で、真実が歪んでしまったことを指す。
憶測や何かの前提で話が進んだり、
2つの別の表現が同じ意味になったりがこれにあたる。
「うまくいかない。あの人といるといつもこうなる。
 今回もあの人がいたから。自分がうまくいかないのもあの人のせい。」
といった話が歪曲にあたる。

一般化は可能性を全か無かにきめてしまうこと。
~すべき、~すべきではない。絶対に、いつもなどがこれにあたる。
「この方法は絶対に間違えている。私たちはこの方法にするべきだ。」

こういった省略・歪曲・一般化により、物事の真実は見えにくくなる。
相手の感情の捉え方でこちらの捉え方も変化してしまう。
いかにそれらの省かれた内容を明確にするかが、
物事の本質を捉えることに関わってくる。
またこれらを理解することで、
物事に対して相手がどのように捉えているかが見えてくる。
捉え方を変えることで気持ちが楽になることも多いので、
どのような捉え方が相手にストレスになっているかを
把握するヒントにもなるのではないだろうか。

省略
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Category: 会話

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ヨガマット 

実技の講習会に参加する時に必要になることもあるヨガマット。
県外に行くときなどはけっこうかさばって鬱陶しいこともある。
そこで今回は折り畳めるタイプのヨガマット。
家にいくつかあるのだが、持っていく時にはこれが定着している。
折り畳めるのですっきりカバンに収まるので、
スマートに移動することができる。
ぜひ折りたたみヨガマットによって、
スマートで快適な県外講習会に出かけてみてはどうだろうか。
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Category: おすすめアイテム

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目標を実行するコツ 

目標を立てて効率的に実行していくにはコツがいる。
誰もが目標通りに物事を進めたいと思うが、
なかなか思うようにいかないことは少なくない。
自分でも思うようにいかないので、
患者さんを目標通りに進めていくのはより難しく感じる。

では目標通り効率的に実行していくには、
どういったことを考えていけば良いだろうか。
ここでは目標柔軟性効果判定の3つについて述べていく。

まず目標についてだが自分が欲しいと思っているものは何か?
これを明確にしていく必要がある。
欲しいものがわからなければ、目標は立ていることができない。
そして自分が欲しいと思わない目標は、
長期的なモチベーションに繋がらない。
また目標は具体的である必要がある。
目標が達成できたことはどうやってわかるのか。
順調に進んでいるかは何を確認することで判断できるのか。
そういったことを含め具体的に
目に見える形での目標を設定することがまず最も重要である。

次に柔軟性である。
今まで手に入れることができなかったものを
手に入れるのだから、
待っていても手に入ることはない。
変化を起こす必要があるので、
それなりに変わることが必要となる。
そのためには今までの考え方ややり方、
行動といったものに固執しないことが大切になる。
状況に応じて柔軟に思考や行動を変えていく必要がある。

最後に効果判定。目標通りに進んでいるかを
客観的に見る視点が必要である。
目標の設定で具体的かどうかもここで関わってくる。
今の自分は以前と比べてどこまで目標に近づいているだろうか。
どのやり方が効果的でどのやり方が無効なのだろうか。
進み具合をみて柔軟に思考や行動を変化させる必要がある。
そのため、進み具合がどうなのか
自分自身を評価する目線が大切になる。

目標、柔軟性、効果判定。
当たり前のことだが、自分のことになると案外難しい。
きちんと目標に進んでいるか確認をしつつ、
柔軟にやり方を変化させることが重要である。

目標のポイント
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Category: 心理学

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2014-11
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