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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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パーキンソン病における理学療法とプラセボまたは無介入との比較 

パーキンソン病は時間の経過とともに
能力障害は進行していく。
理学療法によって二次的合併症を最小にし
生活の質を高めていくことは重要である。
ではパーキンソン病に対する理学療法の効果は
具体的にどういったものに効果があるのであろうか。

多数のRCTの文献データベースをハンドサーチし、
関連性のある試験を同定した。
理学療法の介入を行なった群と
理学療法を受けなかった群を比較。
バイアスの可能性を低下させるため、
参加者はランダムに割付けを受けた。
1,518名の33件のランダム化試験を
本レビューに適格として同定した結果である。

理学療法によりいくつかの改善が認められた。
歩行では
 ・歩行速度
 ・歩行持久力
 ・歩幅
移動能力およびバランス指標では
 ・移動能力検査
  ・Timed Up & Go検査
 ・バランス検査
  ・Functional Reach 検査(バランスを失うまで到達できる距離)
  ・erg Balance 尺度(バランスの複数の側面を評価する検査)
能力の検査では
  ・Unified Parkinson’s Disease Rating Scale (UPDRS)
   臨床医評価による能力障害の検査
これらの結果が理学療法の介入により効果が示された。
しかし転倒および患者評価の生活の質については
理学療法の介入をする群としない群に差はなかった。

これらのレビューから理学療法の
短期的利益に関するエビデンスが得られた。
差は小さいものの歩行、バランス、
臨床医評価による能力障害で改善が認められることは重要である。
しかし転倒と患者評価の生活の質に関しては
効果が得られなかったということは
受け止めなければならない事実である。

1)Tomlinson CL, Patel S, Meek C, Clarke CE, Stowe R, Shah L,
 Sackley CM, Deane KHO, Herd CP, Wheatley K, Ives N.
 Physiotherapy versus placebo or no intervention in Parkinson's
 disease. Cochrane Database of Systematic Reviews 2012,
 Issue 8. Art. No.: CD002817. DOI: 10.1002/
 14651858.CD002817.pub3.
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