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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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FAIは変形性股関節症の原因になるか? 

1936年Smith-Petersen1)は臼蓋縁と大腿骨頸部の
衝突による股関節障害の報告。
FAI(femoroacetabular impingement)の病態と
臨床的意義について体系的に報告したのはGanz2)らである。

FAIは変形性股関節症の病因のひとつとして近年注目されている。
 ・pincer type 臼の後捻による
 ・cam type  頸部offsetの減少による
の2つに分類される。
現在のところ画像所見と股関節屈曲内旋位での疼痛で診断される。

手術は股関節鏡視下手術や
外科的脱臼法でimpingementの原因を除去する治療が発展しつつある。
2010年のエビデンスでは
外科的治療の11編の論文(エビデンスレベルIII;2編、IV;9編、
外科的脱臼法6編、鏡視下手術5編)において
痛みと機能改善はすべての論文で示され(68-96%)、
術後、人工股関節置換術を必要とした症例は0-26%であった3)
しかし今後長期的な経過観察が必要である。

FAIによる治療は現在のとこと短期的に効果が示されているものの、
長期的な効果や変形性股関節症の進行の予防に効果があるか
FAIが変形性股関節症の発症因子であるか否かは現在のところ不明である。

1)Smith-Petersen MN. Treatment of malum coxae senilis,
 old slipped upper femoral epiphysis, intrapelvic protrusion
 of the acetabulum, and coxa plana by means of
 acetabuloplasty. J Bone Joint Surg Am. 1936;18:869-80.
2)Myers SR, Eijer H, Ganz R. Anterior femoroacetabular
 impingement after periacetabular osteotomy.
 Clin Orthop Relat Res. 1999 Jun;363:93-9.
3)Clohisy JC, St John LC, Schutz AL. Surgical treatment of
 femoroacetabular impingement: a systematic review of
 the literature. Clin Orthop Relat Res. 2010 Feb;468(2):555-64.
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