Admin   Newentry   Upload   Allarchives

理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category: スポンサー広告

TB: --  /  CM: --

top △

腰痛のRed flag 

医療では重篤な状態の判別は非常に大切である。
診断では即手術や治療の必要性があるものと、
そうでないものとの鑑別が最も重要である。
このような鑑別は診断的トレアージと呼ばれるが、
重篤な状態のものはRed flagと呼ばれる。

腰痛においてもRed flagはいくつかあり、
これに該当するものは理学療法ではなく
医師の治療のほうが優先的に行なわれるべきである。
アメリカではPTのクリニックがあるため
これらの知識は必須であるが、
日本においても遭遇する可能性は十分ある。
そのため医師のみならず療法士も
これら鑑別に対する知識は必要である。

では腰痛のRed flagとは
一体どういったものがあるのだろうか。

まずは骨折
高齢者の多い病院では最も遭遇率が高い。
ステロイド服用者や骨粗鬆症、
転倒後動けなくなった患者などが該当する。
レントゲンで確認することで判断する。

次に感染
腰痛症状の他に発熱がある場合。
感染症にかかっている場合がある。
MRIの他、ESR・CRPで判断する。

そして腫瘍
50歳以上で急激な体重減少。
癌の病歴があったり、
長期間の腰痛があるなどの特徴がある。
これもMRIの他、ESR・CRPで判断する。

また馬尾症候群もこれにあたる。
排尿障害や便失禁、立ち上がり困難や
サドル麻痺が特徴である。
MRIの他、ESR・CRPで判断する。

最後に強直性脊椎炎
朝のこわばりや交互に生じる臀部痛、
運動で緩和するなどの特徴がある。
MRI・ESR・CRPの他、HLA-B27で判断する。

これらRed flagの場合は
通常の腰痛より強い痛みがあったり、
長い期間腰痛が持続したりする。
また内臓疾患の場合は安静時にも
疼痛が持続するのが特徴である。
またストレスで悪化する場合は、
心理的な要因による脳の機能障害が疑われる。

私たちのメインの対象になる
非特異的腰痛は筋骨格系の影響が大きく、
姿勢の変化や動作により
症状の悪化や減少があるのが特徴である。

非特異的腰痛4

1)Chou R et al Ann Intern Med 2007
関連記事
スポンサーサイト

Category: 腰椎

TB: 0  /  CM: 0

top △

この記事に対するコメント

top △

コメントの投稿
Secret

top △

トラックバック
トラックバックURL
→http://pain0205.blog92.fc2.com/tb.php/1046-c92d53ae
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

top △

2016-12
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。