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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

床の物を拾う動作のアプローチ 

床の物を拾う動作では疼痛が出現することが多い。
今回はその中でも多い腰痛に対するアプローチについて。
床の物を拾う動作は屈曲動作での疼痛出現が多い。
屈曲の運動が下肢から体幹・頸部と均一に動けば良いのだが、
可動制限があったり可動させない関節があると、
一部分の関節運動が過剰になり
その部分にストレスがかかることになる。

各関節が均一に可動するためには
下肢の運動は必要不可欠である。
下肢を伸展させた状態で体幹のみ屈曲させるのではなく、
股関節・膝関節もしっかり屈曲するように
意識付けすることが必要である。
うまく可動しない場合は、股関節・膝関節・足関節に
可動制限があったり疼痛が出現することがある。
その場合はそれら関節の機能障害が
動作に影響を及ぼしていると予測を立てることができる。

また屈曲動作での疼痛出現の他、
伸展動作で疼痛が出現することもある。
床の物を拾い持ち上げる瞬間に
腰椎が過度に前彎し疼痛が出現するのである。
この場合は腰椎の前彎が増強しないように
持ち上げる瞬間に体幹深層筋が収縮するように
促すことが有効である。
また補助的に前彎を増強する因子である
腸腰筋・脊柱起立筋の緊張の軽減や
胸腰椎移行部の可動性の改善を用いることも有効である。

疼痛による症状は受傷による影響だけでなく
日常生活によっても症状は左右される。
日常生活での姿勢や動作がいかに影響しているのか
患者さんに認識してもらうことは
能動的に治療を参加してもらうための
第一歩になることは言うまでもない。

臨床思考2
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Category: 日常生活の影響

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