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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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被害者意識 

「なんで自分ばかりこんな目に・・・。」
「あの人のせいで・・・」
「もっと良い職場だったら自分だって」

こういった愚痴が出る時は
ネガティブな感情で満たされている時である。
そしてそのネガティブな感情は
被害者意識がそうさせている。
ではなぜ被害者意識というものが生まれてくるのであろうか。

これには責任の放棄と罪悪感といった2つの感情が多い。
まず責任の放棄とはどういったものであろうか。
責任を放棄する時は自分にその問題を対処する能力がないと
感じたときである。
そうなると人はどうするかというと
他者に問題を対処してもらうために
強者になって相手を支配するか
弱者になって援助を強要する。

次に罪悪感について。
自分の見えている世界は自分の感じている世界である。
どういうことかというと気持ちが寂しいときに
歩いているネコを見るとどこか寂しげに見えるし、
悲しい時に聴こえる鳥のさえずりも
どこか悲しげに聴こえてしまう。
このように自分の感情は外の世界に映し出され、
あたかも相手もそうであるように思ってしまう。
つまり被害者意識とは自分自身の罪悪感により、
私は悪くない→相手が悪い。
というふうに投影され生じている感情なのである。

被害者意識のある人の言動がこちらに向いた場合、
援助を求められたり、責任を押し付けられたりする。
「あなたがもっとしっかりしていないから・・・」
「あなたのやり方が悪いからこうなったんだ。」
こういった言動が向いてくる。
しかしその心理には自分にその問題を対処する力がないと思っていて、
自分は悪くない→相手が悪い。といった感情を持っていたりする。
相手の言動に「俺が悪いのか?」と思った時は
「これは相手の罪悪感だ」と認識しておけば、
自分を責めることも相手を責めることもなく
落ち着いた対応ができるのかもしれない。
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