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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

怒りとは何か 

誰でも怒りを感じることはある。
しかし他人の怒りはよくわからないことも多い。
何で怒ったのだろう・・・。
そういったことは何度か経験したことがあるだろう。

怒りの感情の際に体の中では様々な生理学的な現象が生じる。
ストレスホルモンであるカテコールアミンが分泌されることで
闘争か逃避かのどちらかのスイッチが入る。
また扁桃体が反応することでアドレナリンが分泌され、
心拍・血圧・呼吸数・発汗・骨格筋の血流が上昇、
自律神経の変化が生じる。
これらはいずれも防衛本能に基づくもので
自らの生命を守るために急激にエネルギーを引き出す役割を持つ。

ではどういうときに怒りが生じるのであろうか?
怒りは自分の身体や気持ちが
物理的もしくは社会的に侵害されたときに
悲観的な感情として生じる。
「わかってくれない。」
「助けてくれない。」
「愛してくれない。」
こういった時に生じるのではないだろうか。
不満が攻撃的な形に変化したときに怒りに変わる。
しかしこの怒りという感情。
実際には悲しみや寂しさの感情に蓋をしている場合も多い。
悲しみや寂しさという感情を感じると
どうすることもできない絶望感を感じ
対処できない現実に傷つくことになるためである。

この怒りネガティブな側面だけでなくよい面もある。
気持ちを奮い立たせたり、
別に向けることでストレスを発散することができる。
また不当なものに対し怒りを表現することで
良い方向に向かうこともある。

現代社会では怒りという感情は表現しにくいものである。
しかしながら、その感情の裏には
悲しみや寂しさといった本当の感情が隠れている。
そういった感情に気付くことが大切であり、
それにより本当にとるべき行動が見えてくることもある。
感情の変化は本当の自分を気付かせてくれるものかもしれない。
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Category: 心理学

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