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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

体幹の筋7 

体幹の筋は上肢の筋の働きにも関係する。
上肢の運動の際に肩甲骨の上方回旋や
前方に滑らせるのは前鋸筋になる。

この前鋸筋は外腹斜筋と筋膜で連結される。
そのため外腹斜筋が的確に収縮することができれば
固定作用が働き前鋸筋の収縮も容易になる。
そして前鋸筋の収縮は菱形筋の働きにもつながることになる。

こうした筋の連結のラインをThomas W.Myersは
SPL(The Spinal Line)と呼び、
これらの連結を考慮した治療が必要と述べている。
療法士も患者を治療する際には
この前鋸筋の働きは重要であり、
深い治療を行う際は特に必要となる。
上腕骨の外旋とともに前腕の回内が必要になるが、
それにより前鋸筋、外腹斜筋、内腹斜筋と連結し
下肢と上肢を体幹で繋げることができる。

下肢と体幹が連結すれば、上肢に力を入れなくても
下肢の力を上肢に伝えることができるため、
上肢はリラックスし触診に集中することができる。

上肢のアプローチを体幹から考えていく。
また治療者の体の使い方を学んでいく。
外腹斜筋・前鋸筋・菱形筋というつながりを持つ
SPLは治療の幅を持たせるために
重要な役割を持つのではないだろうか。

無題 1

1)Thomas W.Myers:Anatomy Trains.2009
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