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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

固定筋と共同筋 

ハムストリンスが過緊張しているとする。
相反抑制を考えて、大腿四頭筋を促痛することで
ハムストリングスの過緊張が改善したとする。
しかし、長い間歩くと再びハムストリングスが緊張する。
こういった場合は、主動筋・拮抗筋だけでなく、
固定筋や協力筋の関係を考える必要がある。

ハムストリングスが過緊張しているのは、
周辺筋の筋力低下や歩行時の筋出力が関係しているかもしれない。
大殿筋の出力低下や腓腹筋の出力低下がないだろうか。
これらの出力低下があると、立脚後期の推進力は
ハムストリングスのみに頼られることになるため、
ハムストリングスが過緊張になることが考えられる。

痛いところを問題とする考えが一般的であるが、
その痛みが生じる理由はいくつかの因子が関与する
相互関係になるため、思考をこのように広げていく必要がある。
さらに大殿筋の出力低下は股関節の
伸展可動域制限が問題であったり、
股関節伸展とともに腰椎前彎が増強し
疼痛が出現することが原因であったりする。

一時的に改善があるが、元に戻るような症状の場合は
周辺関節や周辺筋の関与を考える必要がある。
またそれらを確認するためには
異常動作を正常動作に修正して行ってもらうことで、
真の問題が表出することも多く臨床のヒントになるかもしれない。

筋紡錘
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