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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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科学的思考の変化 

現代の科学的思考は感染症の解決に大きな貢献をした。
それにより、多くの命を救うことができ
寿命も大きく延ばすことができた。
命を救い、長寿となった今、
問題は慢性疾患や変性疾患の存在である。

医学では何のウイルスや菌が原因かを特定し、
病気の原因をアプローチする因果律にそったものとなりやすい。
それに対して、慢性疾患や変性疾患では
様々な因子が影響を与えることで
症状が軽快したり悪化したりする。
因子すべてを考慮することで、
自然治癒力を適切に働かせたり、
恒常性を保つことが大切になる。

理学療法での臨床思考も
因子すべてが関係する傾向が強い。
歩行できないのはただ筋肉が弱いだけでなく、
痛みが存在したり、関節の可動性が低下していたり、
またその状態をかばうことで別の問題が出現したりと、
多くの問題が複合的に絡み合い、繋がって一つの事象が起きてくる。

慢性疾患や変性疾患を考える上では、
ひとつの原因を改善することでなく、
多くの問題のつながりを理解していくことになる。
それ故に、予測や数値化が困難となり
絶対的な答えが存在しないということが生じてくる。
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Category: 哲学・思想

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2017-07
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