Admin   Newentry   Upload   Allarchives

理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

科学的思考の変化 

現代の科学的思考は感染症の解決に大きな貢献をした。
それにより、多くの命を救うことができ
寿命も大きく延ばすことができた。
命を救い、長寿となった今、
問題は慢性疾患や変性疾患の存在である。

医学では何のウイルスや菌が原因かを特定し、
病気の原因をアプローチする因果律にそったものとなりやすい。
それに対して、慢性疾患や変性疾患では
様々な因子が影響を与えることで
症状が軽快したり悪化したりする。
因子すべてを考慮することで、
自然治癒力を適切に働かせたり、
恒常性を保つことが大切になる。

理学療法での臨床思考も
因子すべてが関係する傾向が強い。
歩行できないのはただ筋肉が弱いだけでなく、
痛みが存在したり、関節の可動性が低下していたり、
またその状態をかばうことで別の問題が出現したりと、
多くの問題が複合的に絡み合い、繋がって一つの事象が起きてくる。

慢性疾患や変性疾患を考える上では、
ひとつの原因を改善することでなく、
多くの問題のつながりを理解していくことになる。
それ故に、予測や数値化が困難となり
絶対的な答えが存在しないということが生じてくる。
関連記事
スポンサーサイト

Category: 哲学・思想

TB: 0  /  CM: 0

top △

この記事に対するコメント

top △

コメントの投稿
Secret

top △

トラックバック
トラックバックURL
→http://pain0205.blog92.fc2.com/tb.php/1234-5bcd5b69
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

top △

2016-12