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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

筋の持続的な収縮のメカニズム 

筋は痛みが生じた際に、持続的に収縮することがある。
この筋の持続的な収縮がさらに痛みを起こしたり、
可動域制限に繋がり更なる問題となったりする。

では筋の持続的な収縮は
どのようなメカニズムによって生じるのであろうか。
まず侵害受容器が痛み刺激を受けると、
(1)γ運動ニューロンと介在ニューロンが刺激される。
(2)γ運動ニューロンの刺激は筋紡錘に伝わり、
(3)筋紡錘からは1a線維と2線維(1と2はローマ数字)に伝わる。
 1a線維はα運動ニューロンへ
 2線維は介在神経とγ運動ニューロンへ伝える。
(4)これにより痛み刺激による筋収縮が生じる。
(5)さらにこの筋の収縮により化学受容器が反応、
 γ運動ニューロンが刺激されるとともに、
 また筋紡錘に刺激を伝え、連続的なループが形成される。

これが持続的な筋収縮のメカニズムとなる。
急激に筋が引っ張られるなどのきっかけにより、
持続的な筋収縮が形成されることも多い。
痛みが続く理由の一つに
こういった症状が関連することも多いのである。

筋紡錘を考慮したアプローチ

1)Knutson GA:The role of the gamma-motor system in
 increasing muscle tone and muscle pain syndromes:
 a review of the Johansson/Sojka hypothesis.
 J Manipulative Physiol Ther 23:564-572,2000
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