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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

心理的な問題と身体の影響4 

感情の過度活動は理性の働きを鈍らせ、
衝動的な行動を起こしやすい状態になる。
悲観的な感情は適切な認知機能を低下させるため、
位置覚・運動覚の減少、身体イメージの欠如、
運動イメージの減弱、注意力や判断力の低下をもたらす。
こうした脳機能の一時的な機能障害が、
身体運動に悪影響を及ぼしていると考えられる。

こういった悲観的なイメージは
筋出力が低下しやすい筋に容易に反応する。
日頃鍛えている筋には問題ないが、
あまり使わない筋は体調や心理面に問題が生じたとき、
瞬時に影響を与えてしまう。

簡単なテストでは親指と人差し指でOリングの形を作る。
OKのときに使うジェスチャーである。
通常は力一杯親指と人差し指に力を入れていたら、
他人が引き離そうとしても簡単に離れることはない。
しかし、今不安に思っていることを想像したり、
嫌な人の顔を想像したとたんに力は抜けてしまう。
再び何も考えなかったら力は元に戻る。

ストレスと体の関係を患者さんに説明するときに
このような実験は説得力を持たせてくれる。
心と体のつながりは脳を勉強したことのある者でさえ、
理解できても納得しきれないところもある。
こういう実験は現実に起こっていることを
あらためて証明してくれる。

ちなみにこの実験、体に合わないものに触れているときにも
力が落ちるという不思議な現象が起こる。
同じように片手でOリングを作って、
もう片方でタバコを持つと力が抜けてしまうのである。
電磁波の発生する携帯電話や
アレルギーのあるものも同様の結果になる。
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Category: 心因性

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