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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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体の情報伝達2 

今回は日常生活と情報伝達の影響について述べていく。
日常生活の中で何らかの
心配事・痛み・罪悪感などの意識があったとする。
これらネガティブな感情は神経により認識され、
運動神経により特有の収縮パターンを生み出す。
モーシェ・フェルデンクライスの言葉のように
負の感情はすべて屈曲として現れる1)はそれを示している。
恐れは身を縮め、鬱はうなだれ、怒りは前のめりになる。
こうした運動の収縮パターンが慢性化すると、
特有の胸郭パターンが生じ、それに伴い
頸部・肩関節・肋骨・下肢は代償を必要とする。
また呼吸が浅くなることで、血液や体液のバランスが崩れ
身体に取り組まれる酸素供給が減少し、
コルチゾールは増加する。

これは心のパターンが体のパターンを作り、
また体のパターンが心のパターンに影響する。
それぞれは独立するものではなく相互に影響し合い、
つながりを与えている。
これが体の中の化学経路であり、神経的側面と化学的側面を示す。
それぞれの側面は医学的に考慮されることはあるが、
すべてのつながりを考慮する空間的な側面は困難である。
ハンマーを持つものにはすべてが釘に見えるというように、
筋肉を得意とするものは筋肉のみに着目し、
また関節を得意とするものは関節のみに着目する。
そして身体に着目するものは心の存在が見えなくなり、
心に着目するものは身体の存在が見えなくなる。

体には多くの組織が存在し、一つの原因によって
一つの問題が生じるわけではない。
時間が経てば経つほど問題は複雑に絡み合い、
他の関係性と強固に結びついていく。
高齢者のリハビリテーションではその重要性はさらに増す。
リハビリテーションでは専門的な知識も必要であるが、
それらの個々の情報のつながりをいかに考慮するかが
重要になってくると考える。

1)Feldenkrais M.Body and mature behavior.New York:
 International Universities Press;1949
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Category: 運動連鎖による影響

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