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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

低栄養のアプローチ 

低栄養をケアするためには栄養摂取量の
個別の原因を見つけていく必要がある。
また疾患特有の代謝異常や食事療法・薬物療法を
うまく組み合わせていく必要がある。

必要なエネルギーを計算するには基礎代謝基準値を出す必要がある。
この基礎代謝基準値は厚生労働省が2010年に出している
日本人の食事摂取基準であり、
性・年齢・体重・kgあたりの基礎代謝量で構成される。
基礎代謝基準値(kcal/kg/日)×現体重×身体活動係数(PAL)で求められる。

また入院患者や高齢者は疾患や病態によって
エネルギー消費量すなわち代謝が亢進していることがある。
こうした場合は安静時エネルギー消費量を
呼気ガス分析で実測する必要がある。
それにより実測した安静時エネルギー消費量(kcal/日)×活動係数で求められる。

安静時エネルギー消費量の実測が困難な場合は
ストレス係数として推算するのだが、
安静時エネルギーの推算値はHarris-Benedictの式が
多く用いられており、これに年齢・体重・身長を投入し算出する。
推測した安静時エネルギー消費量×ストレス係数×活動係数で求めるが、
ストレス係数とは疾患や病態による代謝亢進の程度を数量化したもので、
代謝亢進がないものが1.0。感染症・熱傷・外科的侵襲で係数は増加し、
(~2.0)となる。

計算式は慣れないうちは非常にややこしいのだが、
今現在の栄養がどの程度足りていなくて、
どの程度補給が必要なのかを明確にするには
非常に有効な手段となる。
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Category: 栄養学

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