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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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膝の痛みA1 

入院でのアプローチを継続していたが、
状態が良好であるため退院を考えるようになった。
そこで退院前の試験外泊を行なったのだが、
その後、帰院すると右膝の痛みの訴えがあった。

右膝は軽度の熱感と膝蓋跳動が認められ、
膝関節の炎症とそれに伴う関節水腫が疑われた。
急性期となるので、同部への直接的なアプローチは
基本的には行なわない。
医師への報告とともに医師は関節穿刺を行い、
その後ヒアルロン酸の注射を行なう。

患者は順調に良くなっていたのだが、
今回は試験外泊によって症状が悪化したことに
不安感を覚えているようであった。
人は状態が良くなってくると前向きになることで、
心の守りを下げてしまう。
ようするに後ろ向きな思考を行なうことをやめ、
実際の能力以上の期待をしてしまいがちである。

怪我した直後であれば「どうせまた痛くなるから・・・」
と考えているので少々悪化しても、
「ほらやっぱり・・・」とあまり精神的に
問題とならないことが多い。
しかし、状態が良くなってくると
「もうだいぶよくなった。もう大丈夫。」
といった思考に変わる為、状態が悪化したときに
よけいに落ち込んでしまう。

自宅生活では連続歩行時間が
30分を越えることもあったと言われ、
実際に歩くときはとても怖かったと発言がある。
オーバーユースと不安による過緊張が、
症状を誘発した可能性も高い。

調子が良くなったときにはやりすぎて、
症状が悪化するといった人は多いということ。
入院中にやり過ぎたことがわかったということで、
運動量や症状について考える機会ができたことなどを
患者に説明することで理解が得られ、
不安症状は薄らいでいった。

今後はオーバーユースに気をつけ、
徐々に運動量を増加させるようにお話した。
それではその後どうなったか、
次回述べていきたいと思う。
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