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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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退院時の対処 

退院になるとまずは様々な人たちと再び関わることになる。
家族や趣味仲間、そして仕事をしている人は職場の人などである。
自分以外の人は基本的にどのくらい痛いのかや何が難しいのかは
理解してくれないことが多い。
「退院したから大丈夫。」
「頑張らないといけない。」
そういった声を周りから言われ、
ますますプレッシューを感じてしまうことも多い。

実際には入院生活で体力が落ちていること。
痛みや可動制限で以前と同じ動きができないこと。
久しぶりなので力みが生じて疲れやすいことなどがあり、
はじめの1週間は非常にしんどい思いをすることも多い。
「早く退院し過ぎたわ・・・。」といった声も時々ある。
実際は入院中、運動量がどうしても減るので
ゆっくり退院すればするだけ、
かえって負担は大きくなってしまう可能性も高い。
1ヶ月もすれば動き方も工夫ができてきて、
過ごしやすくなるのだがそれまでがとても不安になることが多い。

こういった時、周りの人は自分の痛みはわからないものと
はじめから思っておくことが大切である。
どうしても、痛かったり不安だったりすると
余裕がないため相手の言葉に腹が立つことも多くなる。
はじめから周りの人はわかってくれないものだと思うことで、
余計に腹を立てなくてよくなる。
もっとうまくやるには、あらかじめ自分の身体の状態と
できることとできないことを話しておくのも良い。
骨折後であれば3ヶ月ぐらいは
身体の硬さや思うように動かないことも多い。
家族であれば「3ヶ月だけはこれとこれだけお願い。」
とあらかじめ期限も含めて説明すれば、
トラブルも少なくすむと思われる。

仕事になると自分優先で仕事は動いてくれないので、
その辺りはなかなか難しいかもしれない。
動き方を工夫したり、道具をうまく使うことで、
上手に身体を守りながら慣らしていくことになる。
目安としては1週間に1~2割程度の運動量増加を考えると良い。
がんばると5割以上になってしまうので、
頑張らない程度に増やしていくレベルである。
そうすればやり過ぎたとしても1〜2割程度なので、
負担も少なく回復も早い。
仕事復帰する場合は、復帰前に徐々に
運動量を増やしていきたいところである。

また周りが優しすぎるというのも逆に良くないこともある。
怪我や病気が居心地が良くなってしまい、
無意識的に治りたくない感情が行動を支配し、
依存傾向に陥ることがある。
できることとできないことを明確にしていき、
できないことは少しずつ慣らしていきながら、
進めていくことが重要である。
患者さんにはあらかじめ、運動量の違いと、
負担のかける割合とともに家族や職場の人への対応なども
少し話をしておくと心の準備ができていいかもしれない。

理屈そのものは身体を治すことにはならないが、
精神的な不安はずいぶんと楽になる。
うまくいかない時に理屈を知らないとただ落ち込んだり、
いらだったりするだけだが、
理屈を知っていると具体的な対処を考えることができる。
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Category: 日常生活の影響

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