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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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整形外科外来のアプローチでの段階 

整形外科のアプローチでは
私たちの療法士の介入により、
ダメージを受けた組織を保護・回復を促進、
適切な運動にて組織の運動学的な改善を必要とする。
外来患者の特徴としてはケガによるものも多いが、
動かしすぎることによって生じる過用症候群も
頻度としては非常に多い。

よって疼痛が回復しても、再び過度に動かし過ぎて
症状が再燃することは多い。
こういった状況の中でどのように
アプローチを進めていけば良いのだろうか。
療法士の視点で述べていきたい。

まず療法士に一番はじめに求められるものは
リスクの確認である。
組織のダメージの度合いや動かすことで
症状が悪化する可能性があるものなのかどうか。
これが判断できなければ、療法士が介入することで
かえって悪化してしまうことがある。

次にアプローチでの即時効果である。
療法士の介入でダメージを受けた組織を
回復することはできない。
療法士ができることは回復後、
硬くなった組織の柔軟性を回復したり、
その周辺組織の柔軟性の回復に伴い、
疼痛を軽減することである。

例えば硬くなった筋肉を柔らかくしたり、
硬くなった関節を柔らかくすることで
疼痛は一時的に消失する。
こうした即時的な効果は
患者さんに希望を持たせるとともに、
その後の日常生活指導の説明の説得性にも関わる。
ただ、この即時効果のみに頼ってしまうと、
あくまで対処療法となってしまい共依存をつくるリスクもある。
「痛くなったら頼めば良い。」
こういった依存的な思考は逆に言うと療法士がいないと
コントロールできない身体であり、
自然なこととは言いがたい。

そこで次に必要なのは生活指導と運動連鎖の考え方である。
症状が一時的に良くなっても、疼痛はすぐ再発する。
これは痛みがなくなることは治ったのではなく、
調節できているといった状態である。
使い方が悪かったり、使いすぎると痛くなるのは
むしろ自然なことである。
また使い方が悪くなる理由が他の部位の関節や
筋の機能にあることは少なくない。
例えば膝が痛くなるのは腰をかばうからであったり、
股関節の動きが小さいからであったり
症状の出現する部位以外の機能が低下しているがゆえに、
症状が出現してしまっている。
運動連鎖を考慮し、根本的にに問題となっている部分を把握し、
日常生活を上手にコントロールすれば
症状のない状態は持続することができる。

そして最後にそれらを患者さん自身が自ら判断・実行できるよう
療法士が知識や考え方を患者さんの価値観に合わせて説明すること。
それによりセルフコントロールがうまくなり、
療法士が関与しなくとも良い状態を続けることが
できると言える。
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