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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

能力から問題を特定する 


臨床では患者さんの訴えをもとに、
動作を確認していく。
動作を確認していく際に、通常では見られない動きが
認められた場合はそれに着目すると思う。
例えば歩く時に足が外に向いてしまっているとか、
物を持つ時に腰が曲がり過ぎているとかがこれにあたる。
そしてもう少し細かく見ていくと、
このように動き過ぎている場所の周辺はあまり動いていない。

そこでついその異常な動きを改善しようとするが、
問題は本当にそこなのか確認する必要がある。
ここで用いるのが、動作の修正である。
このような通常では見られない動きが認められた場合、
それを修正するように促してみる。
口頭で指示をしたり、徒手的に誘導したりする。
そうすることでどんな症状が出るのかを確認する。
痛いのか・硬い感じがするのか、力が入りにくいのか。
要するに問題はそこである。

そのような症状が出現するので代償的に
通常では見られない動きをしているのである。
また修正することで容易にできる場合は、
身体機能としては問題ないが、
習慣や癖、不安感などの心理や中枢的な問題が
それらの動作を行なっている理由になる。

異常な動作は筋や関節に運動学的不利なストレスをかける。
しかしながら、そうせざる得ない理由があるのかもしれない。
動作の修正。たったこれだけのことだが、
根本的な改善に必要な情報がそこに集約されている。
痛いことが問題なのではなく、
痛い動きをしていることが問題である。
しかし、そうせざる得ない理由の方がさらに問題である。
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