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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

痛みそのものは異常を表すとは限らない 

痛みは重要なものとそうでないものがある。
整形外科領域ではこの分別をしっかりすることで、
患者は不安を軽減し、安心して生活していくことができる。

まず急性疼痛について。
炎症によって赤くなったり、腫れたり、
痛みも強く動きによっては顔も歪むのが特徴である。
これは痛みのある部分が一時的に壊れている状態なので、
細胞が回復させるまでの時間が必要になる。

次にこわばりや張りなど痛みはあるが、
前者と比べて弱く顔も歪まない程度のもの。
これは体のサインとしての痛みであり、
壊れているものとは違う。
これは姿勢や動作が悪い時に、
このままの使い方をすると壊れるかもしれませんよ。
といった体の声である。

前者がレッドカード。後者がイエローカードといったところであろう。
レッドカードである急性疼痛は基本的に回復を待つ形になるので、
痛みの生じる動きを避けていれば良くなってくる。
イエローカードである体のサインに関しては、
その姿勢や動作が良くないことを教えてくれているので、
その通りに従えば良い。
しかしながら、姿勢が正しくできない場合や、
動作が一つの関節に集中する場合は、
体の代償姿勢や代償動作としてそのような状態となっている。
姿勢を正しくしようとするとどこが痛かったり・硬いのか。
動作をする時にはどこが動いてどこが動いていないのか。
そう考えると、本当の原因は痛みのある部分でないことが非常に多い。

疼痛に対するリハビリテーションにおいては後者の疼痛に対して、
どのように解釈し対処するかが大切である。
大きな問題ではないのだが、姿勢や動作を修正する必要がある。
またそれを修正しやすいように、手伝うことが、
療法士の役割ではないだろうか。
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Category: 痛み

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