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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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組織の回復とコラーゲンタイプ 

組織の損傷後、各組織ごとに回復は異なる。
これはコラーゲンタイプによるものだが、
まずそれぞれのコラーゲンタイプについて述べる。

コラーゲンタイプ1(ローマ数字)は腱・靭帯。
タイプ2(ローマ数字)は軟骨。
タイプ3(ローマ数字)は関節包。
タイプ4(ローマ数字)は未成熟組織に多い。
タイプ5(ローマ数字)は筋。
組織の修復はこのタイプによりかかる時間が変わる。

最も回復が早いのが関節包であるタイプ3
筋肉タイプ5であり、マトリックス完成までに1ヶ月。
張力が最大になるのは約2〜3ヶ月といわれる。
靭帯などのタイプ1はすぐにタイプ1で合成されず、
数日から1週間は関節包と同じタイプ3で合成される。
その後、1〜2週でタイプ1に置き換わり3週で成熟するが、
ある程度の強度になるには1年程度かかる。
しかし、炎症などを繰り返し低酸素が続くと、
タイプ3や4のコラーゲンタイプの合成の割合が強くなり、
最終的には完全でなく、細く弱い組織となる可能性がある。

各組織の回復はそれぞれ違う。
そしてその回復は痛みが軽減した後でも、続いている。
そのため患者の想像している回復と実際の状態にギャップが生じる。
このような理由により回復は想像以上に長いということを説明しなければ、
回復が思うようにいかないことで不安になったり、
もう良くならないと自己暗示をかけてしまったりすることもある。
心理的な要因に伴う慢性疼痛を防ぐためにも、
不安の内容を傾聴し、安心して進めていくように努めていく必要がある。
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2017-06
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