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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

症状の悪化 動作の影響 

痛みが落ち着いていたのに症状が再発することは多い。
患者さんも調子が良くなって、自信を持ちつつあるので、
余計に不安になってしまう。

では症状が悪化する時は何が原因となっているのだろうか。
結論を言うと症状が悪化する時に原因となるのは、
動作姿勢心理面の3つである。
それではまず動作について述べていく。

何か変わったことをした覚えがある時は、
動作によるものの影響である。
いわゆるオーバーユースというもので、
使い過ぎて悪くなったというものである。
動くことは大切なのだが、使いすぎると調子が悪くなる。
動作により症状が出る場合は、
急激に症状が出現するのが特徴である。
筋の微細損傷や遅発性筋痛が多い。
また、使って2〜3日後に痛くなることが多いので、
何が原因か思い出せないことも少なくない。

動作が原因で症状が出現した場合、
次のことに留意してアドバイスすることができる。
まず、今回症状が出現したことをしないようにする
もっとも単純な方法であるが、日常生活や仕事では
そうはいかないことも多い。
次に時間を短くする。日常生活での作業であれば、
長時間行なわず、短時間で切り上げるのも一つの方法である。
そして休憩を入れる。続けて行なうことで、
負担が集中する可能性が高くなるので、休憩を取ることで
負担をこまめに軽減させることも必要である。
またやり方を変える。という方法もある。
痛みが出る動きなら、痛くない動きをすれば、
症状は出現しなくなる。
最後に環境を変える。作業している椅子の高さを変えたり、
道具を使用し、負担を軽減する方法である。

またアプローチでは動作の基礎となる姿勢の改善を行う。
姿勢に関しては次回詳しく述べていく。
また症状部位以外の可動域の改善も重要である。
症状が出現する場所は過剰に負担がかかっている。
その場合、その部位が悪いのではなく、
その周辺関節が機能していないことは非常に多い。
周辺関節の可動性を改善することで
症状が出現しなくなることも少なくない。

動作によって症状が再発することは非常に多い。
症状が楽になった頃に、運動量を急激に増やすことが多くなってくる。
組織の回復は疼痛が軽減しても脆弱性は残っている。
筋であれば1ヶ月でマトリックスは完成するものの、
張力が最大になるには2〜3ヶ月必要となる。
疼痛のみの指標でなく、これらの生理学的解釈も考慮する必要がある。
症状が楽になってきた時こそ、オーバーユースについて
あらかじめ説明しとくことは重要である。
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Category: 日常生活の影響

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