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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

正しい座位姿勢 

頭部の位置が7.5cm前に出るだけで、
頭部の重さを含めて約20kgの負担が頸にかかる。
姿勢の影響で力学的負荷が変わることは言うまでもない。

良い姿勢というのはどういったものだろうか。
まずよくしてしまいがちなのが、
胸を張るような姿勢である。
顎はやや上方を向き、脊柱起立筋を過緊張させ、
腰を反ったような姿勢をとる。
この姿勢は腰椎の過度な前彎を生み出すだけでなく、
アウターマッスルを過剰収縮させた姿勢となり、
持久力に乏しい。約30秒程度で疲れて不良姿勢に戻るであろう。

ではどうすればよい姿勢ができ長続きするのであろうか。
まず過度な前彎とならないようによい姿勢をとるには、
頭のてっぺんが天井に引っ張られるイメージを持つ。
これにより胸を張るという反る姿勢ではなく、
上に伸びる形にもっていく。
背を高く見せるイメージが近いかもしれない。

次に顎をひく。顎が引けていないと前方頭位となり
胸腰椎の過度な後彎に影響を及ぼすこととなる。
また顎をひくことで頸部のインナーマッスルである
頭長筋と頸長筋が促通しやすくなる。

最後に下腹にわずかに力を入れる
これが深層筋である腹横筋の収縮になるのだが、
脊椎が上に伸び、かつ顎をひくことが重要である。
顎を引くことで頭長筋と頸長筋が収縮するのだが、
これは筋膜連結によるディープフロントラインを
促通しやすくなる。

現代では座位で仕事をすることも多く、
負担の少ない座位姿勢を知っておくことは重要である。
アウターマッスルでなく、いかにインナーマッスルによって
座位姿勢を維持するかが長時間のよい姿勢を維持する上では
必要不可欠であると言える。
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Category: 日常生活の影響

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