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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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痛みと不快な刺激 

快の刺激は下行性抑制系に作用し、
疼痛を減少させることは前回述べた。
次は不快な刺激がなぜ痛みを強くするのかについてである。

不快な刺激というのは不安や恐怖など
一般的にはストレスといわれるものである。
こういった刺激は扁桃体や海馬が過剰に働くことがわかっている。
扁桃体は感情を司る部分で、特に不快な刺激に反応する。
海馬は短期記憶を司る部分である。
この二つは影響し合うことが多く、感情が伴った記憶は
覚えやすいのはこのことからも言える。

具体的には楽しかったキャンプのときのことや、
ものすごく嫌いな感じの人の名前などは意外と覚えているものである。
食べたものでも好きなものや嫌いなものが
でたときはわりと覚えているが、
特に普通のものが出たときは覚えていないものである。

さて海馬や扁桃体が過剰に働くと、
嫌なことなどが目につきやすく根に持ちやすくなる。
いつもだとすぐに忘れるものの、
いつまでも気になって腹が立つというのも、
こういった働きによるものなのかもしれない。

また海馬や扁桃体の過剰な働きとともに、
もうひとつ影響が出るのが前頭前皮質の機能低下である。
扁桃体や海馬が過剰に反応し、ドーパミンの分泌が減少すると
下行性抑制系の減少、脊髄後角の侵害情報の抑制、
中枢性感作により痛覚過敏が生じる。
それらはセロトニントランスポーターに影響し、
セロトニンの働きが減少、前頭前皮質の機能低下に繋がる。
この前頭前皮質の機能低下は目標をもった行動をする働きがあり、
意欲のない後ろ向きの人間となることが予測されます。

不快な感情は脳の痛みを抑える働きを減少させるとともに、
意欲のない後ろ向きな人間になりやすくなる。
それは痛みに関しても脳に関しても悪循環として、
慢性化しやすいというデメリットもはらんでいる。
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