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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

恐怖回避思考 

痛みには心理的な要因が大きく関わる。
動きすぎると痛みは強くなることがあるが、
時間とともに軽減することも多い。
長期的に考えていくと痛みに対して、
過度に警戒や回避を行なっていると、
身体的な機能としても筋力低下や可動域低下が生じる。
また精神的にもうつ傾向となり、
状態の改善が困難となり、慢性疼痛となりやすくなる。

現在ではさまざまな情報が手に入りやすくなる一方、
一般の人に注意を向けやすくするために、
脅迫的な情報も多く発信されている。
こういった脅迫的な情報はネガティブな思考の原因となり、
悲観的な解釈を生じさせてしまう。
こういった心理状態になると、現実で生じていること全てが
自分にとって害になっていると感じやすく、
痛みや不安そして恐怖を生み出す。
こうした心理は過剰な警戒や回避に繋がり、
先ほども述べたように筋力低下や可動域低下、
そしてうつ状態を作り出してしまう。

こうした身体面や心理面の問題は
体を硬くそして弱くするだけでなく、
副腎髄質ホルモンや交感神経優位などの反応に繋がり、
筋肉の過剰な収縮や血管の収縮を生み出す。

痛みに対していかに正しい情報でポジティブな思考を得られるか。
これが痛みを改善させるためには必要不可欠である。
どんなことが起きていて、何をしたらダメなのか。ではなく、
どうすればよくなるのか。にできるだけ気持ちを向け、
少しずつ活動範囲を広げることが大切である。
不安回避思考
1)Leeuw M,et al.:The fear-avoidance model of musculoskeletal pain;
 current state of scientific evidence.J Behav Med 30:77-94,2007
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Category: 心因性

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