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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

ABC介入の具体例 

それではABC介入における、
先行刺激・行動・後続刺激について述べていく。

まず先行刺激から述べていく。
先行刺激は行動のきっかけを作るとともに
誤りを防ぐ役割としても用いることができる。
そして進行とともに刺激を減らしていくことが大切である。
リハビリテーションにおいては患者説明として重要な要素である。
今の現状はどういったものなのか。
回復の程度や進歩はどうなのか。
どういったことを自主訓練としてやれば良いのか。
今後の目標はどういったことなのか。
などがこれらにあたる。
これらの刺激は行動のきっかけになるとともに、
見通しが立つことによる安心感も大きい。
不安や恐怖などの思考パターンの抑制にも繋がり、
治療意欲を高めることができる。

次に行動である。
行動に関しては少し頑張ればできる程度に
設定するのが望ましいとされる。
成功率としては75%程度であろうか。
このくらいの水準は意欲を保ちやすく、
失敗経験を重ねて諦めたり、意欲を減少させることを防ぐ。
また達成感を味わうことにより意欲を向上させる狙いもある。

最後に後続刺激である。
適切な行動の後は心地よいフィードバックが重要である。
褒められたり、自ら達成感を感じる経験は、
さらなる意欲向上につながる。
視覚・聴覚・触覚に良い刺激を与えるよう、
笑顔や声かけ、そしてボディタッチなどによる
心地よい刺激がまた次の行動に繋がる。

以上がABC介入を用いた手法である。
患者さんのやる気がない。意欲がない。
といった評価となった場合、
自らの先行刺激や後続刺激の見直しを行なうことで
意欲の向上を図ることは可能である。
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Category: 心因性

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