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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

褒める教育の欠点 

オーストリアのアルフレッド・アドラーは
ユング・フロイトと並ぶ心理学の巨匠である。
人間性心理学の出発点となっている。
フロイトとユングは精神病者を扱っているものの、
アドラーは健常者を対象としているため、
子供や社員・人材育成などビジネスや経営分野の自己啓発にも
応用・実践されているのが特徴である。

このアドラー心理学の中で驚くべきところは
褒めることは良くないというものである。
日本は叱り過ぎていて、褒めないから良くない。
褒めなければやる気は出ないし、
頑張っても叱られると無力感が生じやる気がなくなる。
というのは近年の教育ではよく耳にする言葉である。

ではなぜ褒めることが良くないのであろうか。
褒められると快感が伴うために、行動は強化される。
しかし、目的が褒められるためになりやすいため、
褒められるために努力してしまう。
また叱ったり、教えることもそれらと同様になるため
良くないとされる。
褒められることへの依存は自立性を欠き、
都合の良い人間にコントロールされているとも言い換えられる。

要するにアメとムチである賞罰教育は、
上から評価して褒めることであって自律心は育まない。
横から感謝とともに勇気づけることこそ、
行動を自律的に育むために重要な方法だという。

次回はアドラー心理学について
もう少し具体的な話をしていきたいと思う。
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Category: 心理学

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