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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

理屈と行動 

わかっているけどなかなか止められない。
わかっているけど思い通りにいかない。
理屈と行動が伴わない。こういったことは誰でもある。

患者さんの指導においても姿勢がよいほうが、
痛くないのはわかる。けどついまた悪い姿勢をとってしまう。
やり過ぎたら痛くなるのはわかっとるけど、
調子が良かったからついやってしまった。
会話の中でよく聞かれる言葉ではないだろうか。

人は理屈通りになかなか動くことができない。
それは子供の頃から私たちも経験していることである。
勉強しないといけない。
学力があったほうが人生の選択肢は増える。
わかっている。でもどうしてもできない。
部活をしていて、人より努力しなければ、
人よりはうまくならないのはわかっている。
しかし、ついもっと自分に才能があったら・・・
などと楽な妄想による合理化で片付けようとしてしまう。

もし理屈通りの行動ができるなら、
有名大学も夢ではないし、部活でも大活躍できたかも知れない。
しかし、不思議なことに勉強をしようと思っている時に、
母親から「勉強はもうしたの?」と正しいことを言われても、
なぜか腹が立ち、一気にやる気をなくしてしまう。

人は正しいことだとわかっていても、
正しいことを言われたとしても理屈通りにはいかないものである。
それは自分でもそうなのだから、
患者さんに話してもそう簡単にはうまくいかない。

理屈は物事の優先順位を組み立て、
選択し、行動の準備をするために特に重要である。
しかし、行動には基本的に習慣というものが根付いており、
強い意識か、感情に働きかけなければ変えることは難しい。
強い意識には目標を立てることが重要であり、
感情に働きかけるには簡単にいうとアメとムチである。
楽しく気持ちよいことに人は動き、
しんどく辛いことは避けようとするためである。

習慣を変えるための環境づくりに関しては、
患者さんだけでなく私たちもどう関係性をつくるかも
大切な役割なのかもしれない。
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Category: 心理学

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