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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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言葉は省略される 

相手の言葉を理解するのは難しい。
相手の言葉は感情が入ることで
どうしても広く曖昧となってしまうためである。
省略歪曲一般化などが生じることで、
相手の言葉の表面的な意味はわかるものの、
本当に起きたことを理解することは難しいのである。
それではその言葉がわかりにくくなる、
省略や歪曲、一般化について述べる。

省略とはひとくくりの言葉にまとめて理解してしまうことで、
具体的には「いつ」「どこで」「だれが」
「どのように」「どうやって」「どんな」
などの5W1Hの他に誰かとの比較や評価なども
省略されやすくなってしまう。
「今日仕事でまた怒られた。いつも自分ばかり怒られる。」
この話においてもいつ、どこでが抜け落ちている他、
怒られた内容もどういった怒られ方をしたのか不明である。
「いつも自分ばかり」という内容は
誰と比較されているのかがわからないし、
「いつも」というのはどれ位の頻度かもわからない。
このように会話に用いられる言葉は
ずいぶんと省略されているものである。

歪曲とは話を省略する中で、真実が歪んでしまったことを指す。
憶測や何かの前提で話が進んだり、
2つの別の表現が同じ意味になったりがこれにあたる。
「うまくいかない。あの人といるといつもこうなる。
 今回もあの人がいたから。自分がうまくいかないのもあの人のせい。」
といった話が歪曲にあたる。

一般化は可能性を全か無かにきめてしまうこと。
~すべき、~すべきではない。絶対に、いつもなどがこれにあたる。
「この方法は絶対に間違えている。私たちはこの方法にするべきだ。」

こういった省略・歪曲・一般化により、物事の真実は見えにくくなる。
相手の感情の捉え方でこちらの捉え方も変化してしまう。
いかにそれらの省かれた内容を明確にするかが、
物事の本質を捉えることに関わってくる。
またこれらを理解することで、
物事に対して相手がどのように捉えているかが見えてくる。
捉え方を変えることで気持ちが楽になることも多いので、
どのような捉え方が相手にストレスになっているかを
把握するヒントにもなるのではないだろうか。

省略
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