Admin   Newentry   Upload   Allarchives

理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

関連痛 

外来では腰痛の訴えは多い。
腰痛の中でも胃や腸などからくるものがある。
いわゆる関連痛というものであるが、
実際に痛い場所とは違うところに問題があり、
対象となる部分が違うのが特徴である。

関連痛は腰の神経と胃や腸の神経が
脊髄で同じ場所を通るので、
胃や腸の痛みを腰が痛いと勘違いしてしまうものである。
日常ではアイスクリーム頭痛が有名である。
アイスクリームを食べたときの喉奥の刺激は、
三叉神経に伝わり、コメカミや額に刺激を受け、
脳が勘違いをしてしまうものである。

胃や腸は検査で大きな病気ではなくても、
機能的な問題が生じることもある。
胃もたれや便秘などがこれにあたるが、
胃に生じる機能性ディスペプシアなどもそうである。
胃炎や胃潰瘍などがなくても
胃の拡張や排出が阻害されることで、
胃の働きが悪くなり、食欲低下や膨満感を生じさせる。

このように大きな病気ではなくても、
微妙に調子が悪い状態というのは
健常者にも多くあるが、
このような状態が関連痛として
腰部に症状を出現させることも少なくない。

このように内臓が関係する腰痛の場合は、
安静時に疼痛が出現したり、
内臓が働いた時に症状が出現するのが特徴である。
触診では硬さや冷たさを感じ、
温めることで腰部の症状が減少することも少なくない。
ただこれらの関連痛は実際に病気が隠れていることもあるので、
診察をまず行なって判断する必要がある。
関連記事

Category: 痛み

TB: 0  /  CM: 0

top △

この記事に対するコメント

top △

コメントの投稿
Secret

top △

トラックバック
トラックバックURL
→http://pain0205.blog92.fc2.com/tb.php/1493-e6b57ace
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

top △

2016-12