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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

腰痛と周辺関節の関係 

寒くなってきて腰痛の訴えも増えてくる。
過度に動かして出現する腰痛と比べて、
寒さによって生じる腰痛の特徴は症状は軽度である。
寒くなってくると、自然と体は丸くなる。
体表の面積を減らし、体温が奪われるのを防ぐ姿勢である。
この姿勢が長期化すると、じわじわと腰部に疼痛が生じやすい。

いざ背中を伸ばそうとしても、しばらく体を曲げていたので、
硬くなって伸びにくい状態となっている。
姿勢が丸くなればなるだけ、
屈曲している部位に重量がかかりやすい。
これが寒くなって生じやすい姿勢に伴う腰痛のメカニズムである。

要するに姿勢を気をつけなければならないのだが、
良い姿勢を行なうには硬くなった部分が
柔らかくなってなければならない。
丸くなって固まっている背中を無理矢理に伸ばそうとしても
うまく伸びないのである。
まず座位をとってもらい、少し大げさに背中を伸ばすように指示する。
その時に痛みのある部分や伸展の動きの小さい部分を確認する。
またそれほど症状がでない場合は
頸部や腰部を回旋してもらい、痛みのある部分や
動きの小さいところを確認する。
痛みや動きの小さい部分がスクリーニングできたら、
実際にその部分の可動域や副運動検査を行なう。
その中で動きの硬い部分があり、
神経症状の誘発や炎症症状がないのであれば、
その部分がアプローチ対象となる。

腰部に痛みがある場合は、腰部以外の動きが減少していることが多い。
特に問題となりやすい場所は胸椎や股関節である。
腰椎に痛みがある時、腰椎は過剰に動くことで
負担を生じていることが少なくない。
腰椎が過剰に動かざるえないのは
他の周辺関節の動きが低下していることでもある。
そこで問題になりやすいのが胸椎や股関節である。
痛みがある時に一般的には痛みのある部分に着目する。
しかし、その痛みが生じる要因は
周辺関節の可動域制限であることも少なくない。
痛みが生じやすい姿勢や動作をもう一度見直してみると、
動きの少ないところが見えてくるのではないだろうか。
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Category: 腰椎

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