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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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徒手療法のポイント 

理学療法を行なう上で、
徒手的な操作をすることは少なくない。
アプローチをしていると、
自分でも患者のアプローチがうまくいっている時と、
あまりうまくいかない時を感じるのではないだろうか。
人が人の体に触れるのでわずかな影響でも
結果は異なってくる。

療法士のコンディションが重要であり、
療法士の調子が悪ければ、徒手的な操作の精度は低下する。
それではそのような点に注意すれば
安定した精度のアプローチができるのであろうか。

重要なポイントは3点ある。
一つは姿勢である。
つい一生懸命になると体が前のめりになる。
前のめりになり腰が曲がると姿勢を維持するために、
多くの筋が過緊張を生じる。
無意識下で脳内にこうした情報も入力され、
感覚の認識が乏しくなる。
また過緊張を生じると筋紡錘の働きも乏しくなるため、
わずかな感覚の変化もわかりづらくなる。
姿勢は直立で肩・肘・指に力が入らないようにする。
肩や肘が上に上がらないこと。
指の力が入っていないかをモニタする。
また背骨は直立でありながら、
骨盤は軽度後傾に持っていく。
このほうが支持基底面が大きく、
重心が下がるため安定感が増す。

次に呼吸である。
意識しすぎると実は呼吸が止まっていることが多い。
一日の仕事のあとでやけに疲れていることはないだろうか。
もしかしたら、アプローチ中に呼吸が止まっているかもしれない。
呼吸が通常通り行なえると、次に相手の呼吸と同調させる。
しっかりと感覚が入っていたら自分の手から、
相手の呼吸が感じ取れる。
その相手の呼吸の感覚と自分の呼吸を同調させることで、
徒手的操作において相手の抵抗が大きく減る。
そして呼吸のリズムのうち呼気のタイミングで、
操作するとより容易に操作することができる。

最後にイメージである。
慣れないうちはどうしても目視を多用するため、
感覚入力やイメージが乏しくなりがちである。
また目視が強いと自らの緊張も強くなる。
できるだけ、目で見るのではなく、
感覚情報からイメージしていくことが大切である。
筋や関節に対して操作することが多いと思うが、
漠然とした部位としてイメージをすると
操作が大雑把になるだけでなく感覚情報も大雑把になる。
硬さのある繊維と方向がどこなのか。
mm単位で感じ取るように意識する。
例えば大腿直筋を緩めるというイメージではなく、
大腿直筋の外側のさらに外側から10分の3あたり。
といった感じである。
これができるようになると、よりソフトタッチでの効果が出せるので、
より深い範囲のアプローチが可能になり、
痛みが強いときでもアプローチが可能となる。
またアプローチ時間もぐっと短縮できる。

普段のアプローチ中に「今日は効果が出にくいな。」とか
「今日はいつもより緩んでくれないな。」と感じたら、
姿勢・呼吸・イメージを見直してみたらどうだろうか。
きっと安定したアプローチが可能になり、
効果も大きく変わってくるのではないだろうか。
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