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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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歩行と大殿筋 

立脚期では大殿筋の働きが重要である。
立脚の基盤になるとともに重心の上前方移動に
関わるからである。
歩行での大殿筋の作用は上部と下部で特殊な働きをする。
大殿筋の上部線維は股関節軸より頭側となるため、
作用は股関節の伸展・外転・外旋となる。
それに対して大殿筋下部線維は股関節軸より尾側となるため、
作用は股関節の伸展・内転・外旋となる。

歩行の立脚期では踵接地直後では、
大殿筋下部線維が働き伸展・内転・外旋し、
重心を支持側へ誘導する。
その後、わずかに遅れて大殿筋上部線維が働き、
伸展・外転・外旋し支持側へのブレーキとして働く。
もし大殿筋の下部線維の筋出力不全や遅延が生じた場合は、
支持側に多く誘導されることで骨盤のswayが生じる。

この股関節伸展にともなう大殿筋の働きだが、
通常の伸展では上部線維と下部線維を
分離して働かせることは困難である。
これには足部の動きの関係性が考えられている。
踵接地外側で大殿筋。
踵接地内側で大殿筋上部線維が働く。

立脚期からの股関節の伸展は重要なことは周知の通りだが、
大殿筋の上部線維と下部線維の活動の差異は
あまり知られていないかもしれない。
詳細に考えれば考えるほど体の動きは、
緻密に連動していることに驚かされる。
無題 1
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2017-04
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