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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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尤度比とカッパ係数 

今回は尤度比とカッパ係数について。
まず尤度比は「ゆうどひ」と読む。
感度や特異度は陽性か陰性かという二つの結果の解釈となるが、
検査結果は複数の計測値を陽性か陰性かで判断している。
ある一定の水準を境として判断(カットオフポイント)しているので、
その間の情報を捨てざる得ないことも多い。
尤度比病気の人がその検査結果となる確率と、
正常な人がその検査結果となる確率を示す。
よって尤度比が10以上ならかなり高い確率なので確定診断に、
5なら中等度の確率。
1なら影響は少ないと考えられ、
0.1以下なら除外診断に有効と考えることができる。

次にカッパ係数について。
検査する人が違うと、得られる結果が違うことはよくある。
カッパ係数は二人の検査の結果の一致度を評価する指標である。
完全に一致する場合を1とし、
偶発の一致を0として考える。
よって0から0.40の場合は低い一致となり、
0.41から0.60中等度の一致と言える。
だいたいこの0.60以上あれば一致度は高いといえるのが特徴である。

理学療法士は欧米では「メスのいらない整形外科医」とも言われ、
非常に人気の高い職種となっているようである。
しかし、多くの体の器官を扱うが故に、
経験則が多いためいわゆるアートの側面が強く、
サイエンスの割合が低いという問題が生じている。
こういったEBMを考慮した理学療法は、
ただ文献を参考にするのではなく
どういった統計的な意味があるのか理解する必要がある。
今後クリニカルプレディクションルールに代表される、
エビデンスを元にした理学療法の展開が、
もっと広く一般的となるよう
努力が必要になってくるのではないだろうか。
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