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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

幸福のための感覚 

課題の分離と他者の課題の切り捨てができると、
お互いに自律した自由を手に入れることができる。
しかし、ここから幸福を得ることを考えたときには、
それだけでは足りない気がするのではないだろうか。
アドラーは人が幸福になるために大切な要素として、
共同体感覚(コモンセンス)を挙げている。

「私と相手」という関係が社会の最小単位になる。
そして、さらに広く捉えていると、
会社・社会と大きく広がっていく。
自律とともに次に必要なのは、
他者そして大きな世界への繋がりを形成すること。
これが共同体感覚である。

人は自分を最も大切にしている。
しかしそれが強すぎると、
社会と繋がることは難しくなる。
社会と繋がるためには、
自分の執着から他者への関心が必要である。
自分が共同体である相手・会社・社会に関心を示し、
その共同体に貢献できていると感じることで
はじめて自分の居場所ができ、
自分には価値があると感じ、
勇気を持つことができる。
しかし、過剰に適応しようとし自己犠牲を行うことは違う。
自分も大切にし、そして他人も同様に大切にする。
適度な適応が何よりも大切である。

課題を分離し、人との関係性を上下関係である縦の関係から、
対等である横の関係になる。
そうすることで介入でなく援助ができるようになる。
そしてその援助が共同体に貢献できている、
自分には価値があるという感覚を作り出す。

こうした関係性をつくるための認識については
もう少しつっこんで考えなければ難しい。
次回はこの関係性についての考え方を述べていく。
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Category: 心理学

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