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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

有痛弧サイン(painful arc sign) 

有痛弧サイン(painful arc sign)は肩関節の運動により
どのあたりの可動性で痛みが出るかを明らかに
し障害部位を鑑別するものである。

肩関節外転の動きでは
0°~ 90°までが胸鎖関節の動き。
90°~180°までが肩鎖関節の動きが大きくなる。
そしてその中間である約80°~120°の動きの際
にインピンジメントが生じやすいため
腱板肩峰下滑液包が障害されている場合
疼痛が生じる。
一般的にこの約80°~120°で疼痛が生じることを
有痛弧サイン(painful arc sign)と呼ぶ。
120°を過ぎると痛みは消失するのが特徴的である。

腱板炎と肩峰下滑液包炎は
両方障害されていることも多く
明確に鑑別することは難しい。

腱板炎では
有痛弧サイン陽性
自発痛夜間痛陰性大結節の圧痛がある。

肩峰下滑液包炎では
有痛弧サインが陽性自発痛・夜間痛が出現する。

腱板断裂では
60°以上の自動運動での外転は不可能
(他動運動は可能)棘上筋棘下筋委縮がある。
軽症や陳旧例では腱板炎との鑑別は困難である。

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Category: 肩関節

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2020-06