理学療法の評価と治療
理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。
前庭系の理学療法:浮遊耳石置換法(Epley法)
2011/05/09 Mon. 00:00 [edit]
前庭系の理学療法として対象になるめまいは良性発作性頭位めまい症である。
日本の場合は通常、耳鼻咽喉科医が
診察と指導を行うことが多い。
良性発作性頭位めまい症(BPPV)は
1921年にBaranyによって発表される。
1971年にEpley法という体位変換による
治療が確立される。
耳石のずれによって起こるのだが
三半規管は3つあり一番異常が
起きやすいのは後半規管(約60%)。
この後半規管に出来た浮遊耳石を
半規管外に出す方法が
浮遊耳石置換法(EPLEY法)である。
浮遊耳石置換法(EPLEY法)
~右が障害されている場合~
1.座位をとる
2.ゆっくり上向き(背臥位)で寝る。
頸部を右45度に向く(回旋)し
頭は下げた位置(約20度)をとる。
(ベッドから頭だけ出し垂れ下がった状態。)
めまいがおさまるまで待つ。
3.頭は下げたまま頸部を今度は左45度に回旋。
めまいがおさまるまで待つ。
4.首の位置はそのままで体だけを90度左へ回転
5.頭と体の位置関係を保ったまま体を起こす。
浮遊耳石は後半規管の外へ出る。
これを数回繰り返す。
約7~8割で効果があるとされている。
放っておいても通常よくなるが
この方法により症状が
かなり軽減することもある。
1)Epley JM: The canalith repositioning procedure;
for treatment of benign paroxysmal positional
vertigo. Otolaryngol Head Neck Surg 107:399-404, 1992.
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Category: その他
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