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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

前庭系の理学療法:浮遊耳石置換法(Epley法) 

前庭系の理学療法として対象になるめまいは
良性発作性頭位めまい症である。
日本の場合は通常、耳鼻咽喉科医が
診察と指導を行うことが多い。

良性発作性頭位めまい症(BPPV)は
1921年にBaranyによって発表される。
1971年にEpley法という体位変換による
治療が確立される。
耳石のずれによって起こるのだが
三半規管は3つあり一番異常が
起きやすいのは後半規管(約60%)。
この後半規管に出来た浮遊耳石を
半規管外に出す方法が
浮遊耳石置換法(EPLEY法)である。

浮遊耳石置換法(EPLEY法)
~右が障害されている場合~
1.座位をとる
2.ゆっくり上向き(背臥位)で寝る。
  頸部を右45度に向く(回旋)し
  頭は下げた位置(約20度)をとる。
  (ベッドから頭だけ出し垂れ下がった状態。)
  めまいがおさまるまで待つ。
3.頭は下げたまま頸部を今度は左45度に回旋。
  めまいがおさまるまで待つ。
4.首の位置はそのままで体だけを90度左へ回転
5.頭と体の位置関係を保ったまま体を起こす。
  浮遊耳石は後半規管の外へ出る。
これを数回繰り返す。

約7~8割で効果があるとされている。
放っておいても通常よくなるが
この方法により症状が
かなり軽減することもある。

1)Epley JM: The canalith repositioning procedure;
 for treatment of benign paroxysmal positional
 vertigo. Otolaryngol Head Neck Surg 107:399-404, 1992.
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Category: その他

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