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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

院内感染 

近年抗生物質の多用により、
耐性菌が増えているようである。
耐性菌が耐性を持つと通常で効果のある
抗生物質が効かなくなるため、
治療に難渋することになる。

最近の耐性菌として取り上げられるのは
 MDRA(多剤耐性アシネトバクター)
 MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
 MDRP(多剤耐性緑膿菌)
 ESBL(基質特異性拡張型βラクタマーゼ)

の4点であろうか。

多剤耐性菌アシネトバクター
昨年10月~今年8月で帝京大学病院で46人の感染と
9名の死亡という院内感染で新聞をにぎわせた。
このアシネトバクターという菌は決して特別なものではない。
土壌や河川でよく見られる菌である。
耐性菌は耐性遺伝子により遺伝子変異を
起こした結果生じたものである。

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌
通常は害のほとんどない菌であるが、
高齢者や免疫力の低下した
患者では重症化することがある。
メチシリンは効かないが
バンコマイシンは効果がある。

多剤耐性緑膿菌
水回りに多く存在する菌である。
尿路感染症や肺炎の影響で
敗血症などを多く起こす。
またMRSAと比べ抗生剤が
ほとんど効かない点も厄介である。

これらは今まででも取り上げられることが多かったが、
新たな問題となっているものが
基質特異性拡張型ベータラクタマーゼである。
水回りの他、尿・便などで見られる。
肺炎や敗血症の原因になることから
注意が必要である。

その他話題にあがるものとして
病原性大腸菌O-157腸管出血性大腸菌である。
食肉や野菜に存在し潜伏期間は2~8日程度と言われる。
嘔吐・腹痛・発熱などの症状の他
ベロ毒素による出血便や一部血管内に吸収され
腎臓に作用すると溶血性尿毒症症候群を起こすと
生命の危険が生じる。
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Category: その他

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