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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

正しさを教えるということ 

学生に正しいことを指導するのは
指導者として当然の心がけである。
しかし正しいことはほんとうに良いことなのだろうか?
たしかに正しいことは良いことだとは
中学生まではみんな思っている。
つまり正しいことこそ善だということである。
しかし、正しいことをどこまで追求することが良いのだろうか。
正義の反対は悪ではなくもうひとつの善である。
指導者の正義感だけで指導した場合、
よい結果となるばかりでないことは多く指摘されている。

またこれは時代背景も影響として大きいのではなかろうか。
以前の今日いっくはしつけとして幼児教育や学校教育で
否定的に叱ることを日常的に行っていた。
それにより奮起し頑張っていたものだ。
しかし近年、自由や人権の色合いが大きくなると
自分を大切に、したいことをする。
我慢や辛抱だけでは幸せになれないといった思想が強くなり、
あまり厳しく教育されることは少なくなった。
これは高度経済成長から不況に
社会環境が変化していったことも一因である。
また考えることも過程重視で
精神性を重要視していたものから
結果重視で現実性を重要視するようになったことも大きい。

これらが背景にある学生にあった教育とは
いったいどういったものなのか。
もう一度再考する必要があるのかもしれない。

まず学生は実習ではものすごく緊張している。
それは不安や無能感そして周りの環境からの
威圧感などを感じているのであろう。
学生は失敗しないようにしようと一生懸命で
失敗するとひどく落ち込んでしまう。
初めからできるものではなく、段階的にできていくものだと
いうことを認識してもらうことが大切である。
指導者の学生時代の失敗話などでも
ずいぶんと学生は気が楽になるようである。

正しいことの優先順位が間違えていたり、
正しいとわかっていても習慣ができていないため
行動を伴わないことが多い。
まずは正しいことの認識ができているか。
優先順位はどうのように決めるのか。
具体的にどういった行動を起こすのか。
といった段階が必要になり、
さらに習慣には繰り返しや
強化刺激が必要なことも伝えておく。
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Category: 教育

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