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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

MRI読影の基本事項 

MRIは画像所見では一般的になっているが、
さまざまな種類の画像や出力信号があり
療法士にとってもなかなか苦戦する事も多い。
ましてや就職すると
「これって基本的な事なのかな?
聞いちゃうのはちょっとヤバい??」
とか考えるといつの間にか
それ以上進めなくなったりする事も
多いのではなかろうか。

今回はMRI画像を見る上での
基本的な事項を記載していく。

1)T1強調像で低信号
 T2強調像で信号(例:脳脊髄液)である。
 液体の粘稠度が上がると、T1強調像での信号が上昇する。

2)炎症を含め、多くの病変は水と同じく、
 T1強調像で低信号、T2強調像で高信号

3)血流の速い部分(血管内)は無信号(例:脳動静脈奇形)である
 (この無信号域をflow voidという)。

4)石灰化無信号である。よって、CTの方が描出、発見に有利である。
 金属もT1、T2強調像いずれにおいても通常、無信号である。
 治療後の歯など粗大な金属がある場合には、アーチファクトが生じる。

5)出血は時間経過で生化学変化を反映して異なる。
 出血性脳卒中(脳出血、クモ膜下出血)の急性期ではCTの方が判読しやすい
 血腫の中の鉄イオンの変化により、経時的に信号の変化が起こる。

6)脂肪はT1、T2強調像いずれも信号を呈する。
 脂肪の他にT1、T2いずれも高信号を呈するものには、血腫粘液がある。

まずはよく用いられるT1、T2強調増と信号の種類。
ここを押さえることで画像の意味するものが
少しだけ理解できるのではなかろうか。
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Category: 画像診断

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