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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

画像診断 MRI 2. 

拡散強調画像(DWI:diffusion weighted image)
 ・超早期から梗塞巣を描出(CTでは困難)
 ・虚血による細胞毒性浮腫で生じる水分の
  拡散異方性の異常を画像化。
 ・高信号域は死に至った虚血部位とされる。

灌流(かんりゅう)強調画像(PWI:perfusion weighted image)
 ・組織の微細な血流動態の変化を画像化できる
 ・PWIで示される範囲は虚血状態でいずれは死に至る組織
 ・DWIとPWIの差異(perfusion/diffusionミスマッチ)は
  虚血性ペナンブラ(ischemic penumbra)と言われ、
  再開通すれば梗塞を免れる。
  →血栓溶解療法の根拠

磁気共鳴血管撮影(MRA:magnetic resonance angiography)
 ・血管内を動くプラトンを高信号として
  描出することで血管を画像化する。
  流出速度が遅い場合や頭尾方向の血流は太い血管でも
  あたかも狭窄や閉塞のように描出してしまう。
  →血管開存の検出には3D-CTや血管造影(angiography)
  ※脳ドッグのガイドライン2008では
   MRA画像は立体視が可能な角度で回転させた
   連続画像が望ましいとされている。

拡散テンソル画像(DTI:diffusion tractography image)
 ・6軸以上の傾斜磁場MPG(motion probing gradient)
  を加えて水分子の拡散における方向性を確認
 ・白質内の異方性(FA値)を知る
  →脳白質病変の評価が可能
 ・仮想的に線維走行の画像化(fiber tracking)処理を行ない、
  錐体路等の走行確認や病巣との位置関係の把握が可能になる。

PTは神経学的所見に捉われ過ぎるが
脳卒中は血管病変に起因する疾患の総称であることを
もう一度確認する必要がある。
損傷した脳血管部位は支配灌流領域の影響を受けている。

現在よく用いられるNINDS IIIでは
機序を
 ・血管性
 ・塞栓性
 ・血行力学性
臨床カテゴリーを
 ・アテローム血栓性
 ・心原性塞栓性
 ・ラクナ性
 ・その他
部位による症候を動脈別に分類している。
詳しくは
NINDS
脳卒中の評価指標
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Category: 画像診断

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