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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

脳疾患 

脳疾患では脳梗塞・脳出血・脳塞栓に対する
治療について述べる。

脳梗塞では現在行われているものでは
t-PA血栓溶解療法がある。
t-PAはtissue Plasminogen Activatorで
詰まった血栓を溶かす物質(組織プラスミノゲン活性因子)
を使用する。3時間以内に施行できるかがポイントとなる。
3時間以内に施行するためには
発症2時間以内に病院に到着することが必要である。
(1時間は検査や準備などに必要)
3時間以上を超えると大量のt-PAが必要になるが
大量投与は脳出血のリスクが上昇してしまう。

次に脳出血について。
脳出血では再出血と出血後の腫れを防ぐことが重要である。
腫れは3日-2週間でピークとなる。
抗浮腫剤を用いるがそれにより
高血圧と低血圧のコントロールをすることが重要になる。

最後に脳塞栓について。
脳塞栓は加齢などにより洞結節の働きが減少し、
心房が不規則に拍動を起こす心房細動が生じる。
血液が規則的に送りにくくなることで
血液が淀み血栓が生じる。
この血栓が脳の細い血管に詰まることで発症する。
抗血小板薬としてワーファリン(ワルファリンカリウム)で
血液を固まりにくくするなどの治療を行う。

また血栓の中にはアテローム血栓症
ATIS(Athero thrombos I S)というものがある。
動脈硬化が起こってくると血管壁にプラークができる。
プラークとは異常な突起物でその中には、
アテロームという脂質が存在する。
血管内を血液が流れることでそのプラークに
刺激が加わりプラークが破綻する。
そのときにプラーク内にあるアテロームが
外に漏れだし血栓として血行を阻害する。
これをアテローム血栓症という。
冠動脈や脳のアテローム血栓では
アスピリン(アセチルサリチル酸)や
プラビックス(クロピドブレル)が用いられるが
その他ではプレタール(シロスタゾール)も使われる。
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Category: 医療

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