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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

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臨床で感じること 

臨床で感じることをいくつか書いてみる。

1.セラピストはまず患者中心に考えなければいけない。
 セラピストも人間です。やはり自分のことが一番になってしまうのは
 むしろ当たり前のこと。だからこそこのことを意識するのは
 きれいごとではなく大切なことだと思う。

2.治すのは患者である。
 損傷の治癒は細胞による修復であり、セラピストが治している訳ではない。
 筋や関節のこわばりは徒手操作で一時的にこわばりが軽減し、
 痛みの軽減があるが時間とともにもとに戻ってしまう。
 負担をコントロールするための動く量や動き方を助言することが大切である。

3.手助けは適度な量で
 アプローチの強度は症状の強い時は軽く、症状の軽減とともに増加させる。
 ただ「2.治すのは患者である」で述べたように
 セラピストのアプローチだけでは治ることはない。
 かといって自分でどうにもならない状態で手助けしなければ
 回復はうまくいかない。
 飢えている人に釣った魚をあげるか、魚のつり方を教えるか。
 先のことを考えない善意で釣った魚をあげるばかりだと、
 いつまでたっても自分では魚を釣ることはできない。
 待つことや魚をもらう方法ばかりに気持ちが向いてしまう。
 また飢えて今にも死にそうな人に
 つり方を教えていても身に付くことは難しい。

4.心がよくなければ体はよくならない
 痛みを感じるのは脳である。また脳は痛みを作ることもできる。
 交感神経優位、末梢血管の収縮、筋の緊張、辺縁系の過剰発火。
 不安がある限り痛みを作る要素は残ってしまう。
 また不安があれば理性が働かず、
 どんな生活が症状を悪くするのか
 考えることが難しく、自分はどうなってしまうのか?
 いつになったら良くなるのだろうか?
 などと精神的に追いつめられてしまう。

患者が主体的に治すよう、あくまで手助けすること。
適切なアドバイスをすることで安心と納得が得られて
はじめて状態をコントロールすることができる。
セラピストがカリスマになることを求めるのではなく、
患者をカリスマにすることこそ
私たちがするべき仕事なのではないだろうか。
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