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理学療法の評価と治療

理学療法に関連する臨床・研究・教育と評価・治療について書いていきたいと思います。

軟部組織の障害 治癒率 

軟部組織の障害(soft tissue disease)を指す言葉は
様々あり日本語での使い方も
文献によってまちまちである。
ストレイン(strain):筋・腱単位の分離の程度、過伸展で生じる。
スプレイン(sprain):靭帯の障害を指すことが多い。
過用症候群(over use):亜最大負荷が反復的に加わる→微細損傷1)

軟部組織の治癒率は
 半月  (2週)で50%
 1ヶ月半(6週)で80%
 3ヶ月 (12週)で100%である。
2週間で痛みはある程度落ち着いてくるため、
以前と同じように使って悪化することは多い。
痛みが減少すると前と同じように使えると思うが、
身体内部の損傷の回復は意外に時間がかかる上、
目で確認ができないため管理が難しい。
痛みが楽になったあたりで患者といっしょに喜ぶだけでなく、
運動量を半分程度にしておくことを伝えることは
非常に重要である。もし悪化したらポジティブになっているが故、
精神的なダメージは計り知れないものになりかねない。
また6ヶ月以上経過した場合は慢性化している。
生活様式の変化に着目することが重要である2,3)。

1)Kisner C,Colby LA:Therapeutic exercise.
 2nd edition F.A.Davis 1990
2)Paris SV:Principles of Management.Payton OD(ed):Manual of
 Physical Therapy.Churchill Livingstone,New York,
 1988,pp329-339
3)奈良勲 他:系統別・治療手技の展開 感覚器系(外皮)/
 結合組織/リンパ系/筋系/神経系/関節系 
 改訂第2版,協同医書出版,p17,2007
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Category: 痛み

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